魚に春と書いて鰆【サワラ】と読む魚。
結構釣れやすい魚なのですが、意外と味がマズイという噂があります。
春や秋にショアから釣れやすい魚で、ショアからは基本サゴシばかりで、運が良ければショアからもサワラを釣ることが出来、オフショアからだと釣れる可能性も高くなる魚。
鋭い歯を持ちラインを切断してしまう事から他の釣りをする場合、嫌われがちの魚ですが、サワラ狙いの遊漁船もある人気ターゲットです。
大きくなるにつれて名前の変わる出世魚で、地域によって違いますが、小さい物を【サゴシ】といい成魚を【サワラ】と言います。
何センチからがサワラなのかと言うと、特に決まりはないのですが、一般的には80㎝以上がサワラと呼ばれます。
ですが、何センチからがサワラだとは決まりが無く、あくまでも成魚である事がサワラになります。
大きくなる物で1mを超えるサワラは、実際、自分の見解では70㎝以上でサワラと呼んでいいと思っております。
そんなサワラは成魚になるとかなり脂がのっておいしいですがサゴシの場合刺身で食べるとあまりおいしくない。
マズイと言われる【サワラ】の刺身。実は激ウマ!刺身なら絶対炙りが美味い!

まずいと言われるサワラですが今回はこの半身を刺身で頂こうと思います。
ちなみに87センチ
『鰆は美味!』
『皮を炙ると美味い!』
マズイは間違い!サワラ、サゴシをおいしく食べるには処理が大事

延髄の切断が出来たら、ストリンガー、または水を汲んだバケツの中に魚体を突っ込みます。
そのまま10分程度放置。
血が抜けきったら氷を入れたクーラーボックスに保管しましょう。
クーラーボックスに入れる時には、魚体が直接氷に触れないようにビニール袋などに入れる事をお勧めします。(魚が水っぽくなってしまう為)
まとめると、サワラの血抜き方法は
という事になります。
アニサキスのつきやすいサワラは、本来すぐに内臓を出せればベストなのですが、内臓を海に捨てる事は不法投棄と同じ事になってしまい罰せられるのでやめましょう。
サワラの炙り刺しにはバーナーが必要

鰆を炙り刺身にするためにはバーナーが絶対必要なのでバーナーを購入する事をおすすめします。
家庭用のコンロがあるならばコンロで炙ればいいのですが、最近はオール電化の家庭も多いのでバーナーで炙りを作る人も多いのではないでしょうか。
バーナーを購入する際にはあまりケチらずしっかりしたものを購入した方がいいでしょう。
ケチって安い物を購入すると火の付きが悪かったり、火力調整が上手くいかなかったり、炙る時の不具合が結構あります。
業務用ですがこちらのバーナーならば火力調整もうまくいくし使いやすいです。
そして鰆頂いてみます。

とりあえず炙る前に刺身で食べれるサイズへ切って
全部刺身は流石に多いので一切れ食べてみて決めようと思い味見…
箸が止まらなくなりそうだったので子供2人にも一切れ食べさせたら
美味い美味い!
身がトロける感じで脂が凄くのっている。

次に炙りで頂くことに。
買ってきたバーナーで焦げ目が付くくらいに炙ってみます。
『激ウマ』
腹の身の部分の脂の乗り方がヤバいです。
結局ほぼほぼ刺身で食べて残りは西京焼きにしました。
特に生臭さも全く無く、トロける様な食感と、炙った皮の香ばしさが絶妙。
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なによりも鰆炙り。
激ウマです。
釣れたらまたあの美味を堪能できるかも。
釣りは食べるのも楽しみのひとつですね。
ではまた
