アジを釣る為に適水温から釣れるタイミングを考えよう!

アジは釣りをする上でターゲットにされる事が多く、釣り初心者の方から上級者まで楽しめるおすすめの釣りターゲットで、アジングで狙ったりサビキ釣りだったり、釣りのジャンルも豊富で色々な人が狙う事が多い魚種です。

 

ですが実は簡単に釣れる様に思われるアジもタイミングを間違えるとせっかく釣りに行ったのに全く釣れない状況に陥る事もあるのです。

 

そんなアジの釣れるタイミングを考えるには色々な条件があるのですが、海水温もかなり重要になってきます。

そんな所で今回はアジを釣る上での適水温は一体何度なのか?

といった所に焦点を置いて考えてみましょう!

 

 

アジが快適に暮らせる適水温ではなく、釣れやすい適水温を考える事で、どの地域でも使えるどの時期が釣れやすいかの指標になります。

 

 

 

 

アジを釣る為に適水温から釣れるタイミングを考えよう!

筆者的にアジが釣れやすい適水温、つまりアジの活動しやすい適水温は12.5℃〜24です!

アジを釣りに行くなら潮見表を見たり地域毎の釣果情報をみたりする事も当然大事なことなのですが、アジの適水温を知ることで海水温度を調べるだけでアジがどんな時期に、どんなタイミングに釣れるのかがわかってくるでしょう!

 

実際筆者は1年を通して釣りを様々楽しみますが、アジを狙うアジングは釣れる時期しかやりません。

 

その釣れる時期とは大体が春と秋で、昔は夏と冬もアジを狙いに言っていたのですが中々釣果が貧しく釣れる時期にしかアジを狙いに行かなくなりました。

 

その過去の経験から釣れるタイミングの海水温との関係についてまとめて行くので参考にしてみましょう!

地域差は多少なりともあるかもしれませんが、アジに限らず魚の釣れるタイミングと海水温は大きく関係します!

 

では行ってみましょう!

 

 

 

 

実際に釣れやすかった海水温から適水温を考える

 

筆者のメインポイントは新潟なので他の地域では時期には多少の誤差が出てくる可能性もありますが、釣れやすい時期の海水温を算出すれば他の地域でもある程度の参考にはなるはずです。

 

新潟で一年を通してアジングをしてきて主に釣れやすい時期は月で表すと4月〜7月 9月〜11月といった感じ。

新潟でのアジングの釣れる時期については新潟でアジングの時期はいつか?1年の中で狙える時期を特定!の記事で詳しく解説しています。

 

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その釣れやすい時期にも月によって釣果が変わり明らかに海水温が関係している事が分かります。

 

釣れやすい月と水温の関係性を簡単な図で表すと見やすいでしょう。

 

 

 

月の水温と釣果のグラフ

 

このグラフは自分で海水温を調べ、自分の釣果をグラフに表した物なのですが、みて分かるように釣れ易いタイミングの海水温がどれ位なのかがわかり易いと思います。

 

まだまだ寒い1.2.3月は殆ど釣果はなく、たまたま釣れればいい程度で、4月になり少し暖かくなると段々と釣果も出始めます。

 

4月の初めにはまだ海水温も低い為あまり釣果には恵まれませんが、水温があがり始め12℃を超えたあたりから釣果はグッと上がります。そして梅雨があけ外気温も30℃を超えるような日が続くと海水温も上がり始め海水温が22℃を超えたあたりから釣果は落ち始めます。

夏の8月は釣果はガタッと落ち9月に入り海水温が24℃前後になるとまた釣れやすくなります。

 

 

 

筆者はアジングしかしていないのでサビキ釣りをする人などの釣果はまた少し変わってくるでしょうし、地域によっては海水温が比較的下がっているポイントがあったり寒い日にも暖かい海水温になる条件のあるポイントなど様々な条件があるので一概には言えませんが、ある程度の指標になるでしょう。

 

 

 

 

 

アジに限らず魚は海水温の変化に敏感

アジに限らず魚は変温動物であり、海水温度の変化に合わせて体温を変化させる生き物。

 

逆に人間は暑かろうが寒かろうが大体人間の平熱である36度前後を保つ恒温動物で、外気温の変化で体温は変わりません。

 

そんな変温動物である魚は海水温度の変化に対して体温が変化していくので海水温の変化には非常に敏感で、海水温が1度変わっただけでも人間で外気温が10度変わった位と同じと言う程なのです。

 

それほど魚は海水温に敏感で海水温が絶対と言っていい程釣果には影響してくるはずです。

さらには近年は温暖化の影響で海水温も上昇傾向にあり、今まで釣れなかった魚が釣れるようになったり釣れるはずの時期からかなりズレたタイミングでターゲットが釣れたりと色々と変化があります。

 

そんな魚の世界ではかなりシビアな海水温を意識しながら釣りをすると少し世界が変わってくる事でしょう!

 

塩見表を見る時に潮の満ち引きだけでは無く今後は海水温も気にしながら見てみましょう!

海水温は河口部では大幅に違う事なども考えられるので水温計を使うのが今後の釣果アップにも繋がりますよ!

 

ではまた