ショアからでも狙えるイナダは強烈な引きを味わえたり青物特有の横に走る引きを味わえたりと釣りのターゲットとして人気です。
今回の記事では、そんなイナダがいつどのタイミングで釣れるのか?イナダの釣れる時期について解説していきます。
地域によって違いはありますが、イナダの生態を知り、どんな時期が釣れやすいか知っておく事でイナダが狙いやすくなるでしょう。
- イナダの釣れる時期はいつなのか?
- イナダの生態と行動とは?
- イナダの釣り方
今回の記事ではイナダについてとことん解説していくので、イナダの生態とイナダの行動などを網羅して釣りに役立てましょう。
イナダ釣りの時期はいつか?イナダの釣り方と釣れる時期を解説!
イナダといってもイナダは出世魚の名前であり、ブリの幼魚です。
地域によっても呼び名は変わってくるのですが・・・
小さいサイズから
ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
と名前が変わっていきます。
つまりはイナダはブリの幼魚なのです。
実際ショアからブリを釣り上げる事はなかなか運がよくないとお目にかかる事も少ないのですが、時期や攻め方をしっかり狙うと釣れる可能性も上がります。
ブリをショアから狙うのは中々難しいものの、イナダならばショアからも狙え、強い引きも楽しめる青物のいいターゲットなので、釣れる時期をしっかりと見極めてイナダ釣りを楽しみましょう!
イナダの釣れやすい時期は実際いつなのか?
まず簡単にイナダが釣れる時期を言ってしまうと、8月から10月までの夏から秋にかけてが釣れやすいです。
地域によって誤差はありますが、筆者のマイポイントである新潟では主に釣果が期待できるのは夏から秋。
イナダの釣れる時期が8月から10月な理由
では、なぜイナダは8月から10月辺りがショアから釣れやすいのか?というと、ただ単純にベイト自体が接岸しているからです。
基本、ベイトはカタクチイワシなどを捕食するイナダなのですが、そのベイト自体が8月から10月に接岸するので、そのベイトを追ってイナダも接岸します。
ベイトとなるイワシは基本プランクトンを捕食しているのですが、冬に水温低下すると浅場では特にプランクトンが減少し、イワシも接岸しなくなるのです。
水温上昇と共にプランクトンも豊富になり、それを追ってイワシも接岸し、イワシを追ってイナダが接岸するという現象が起きるのです。
そんなイナダのベイトとなるイワシにも接岸する理由があります。
イナダのベイトとなるイワシの産卵期は春から夏
イワシは回遊魚で群れをつくり外洋を回遊しているのですが、産卵期には接岸し産卵します。
その産卵期は水温が低くなる時期にされると言われ、10月から6月頃といわれますが、基本は5月から初夏にかけてが産卵期だと言われているのです。
実際の経験上、イナダの釣果があるタイミングというのは、大体5月のゴールデンウィークあたりや、暑くなる夏前などが多いです。
まさにイワシの産卵期の接岸に合わせてタイミングはバッチリといった感じがしますね。
ですが実際の釣果ではその時期以外にも釣れる時期があります。
それは暑い夏が過ぎた気温の下がる秋初めあたり。
イワシの接岸に合わせてイナダが釣れるのかと思いきや、夏が終わった辺りからもう一度釣れるタイミングが夏終わりから秋にかけてなのです。
実際イナダが釣れる時期ってのはマイポイントである新潟ではゴールデンウィーク辺りから夏前までと、夏終わりから秋始め位までということになりますね。
その他にも春で釣れる魚も多数存在するので、マイポイントである新潟の春の釣果を新潟の春の釣り!春に狙える魚種は何がいるのか?の記事で確認してみましょう。
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イナダの釣り方はメタルジグで!
※写真はスピンテールジグ
はっきり言ってイナダが釣れた時のパワフルな引きと横に走るファイトはかなり面白いです。
一度釣り上げたら多分病みつきになってしまう事は間違いない面白いターゲットなのですが、イナダを含め青物はあまり簡単に釣れる事は少ない事が多いです。
なかなか出会う事が難しいイナダですが、イナダを釣る為には釣りやすいルアーと釣り方を理解しなければいけないのは当然です。
イナダはルアーでも餌でも釣り上げる事はできるのですが、筆者は基本ルアー釣りメインやっているのでイナダを釣る為のルアーであるメタルジグのおすすめ品を紹介します。
メタルジグはシーバスルアーなどに比べると比較的安値になるものの失敗はしたくない所です。
青物を釣る為に必要な飛距離やキャストのしやすさなど、おすすめ品の中から選べば後悔する事は少なくなるはずです。
ジグパラジェット40g
メジャークラフトのルアーは比較的安値で使える商品が多いのが特徴で、メタルジグの中でも人気があり、カラーやサイズも豊富なジグパラシリーズの中でも飛距離に特化した【ジグパラジェット】
塗装が剥げやすいといった事もあまりない印象もあり使いやすいので初めての人でも一つは持っておきたい一本です。
ダイワ TGベイト
ダイワのTGベイトはタングステン製のメタルジグ。
多くのメタルジグが鉛で作られているのに対してTGベイトは素材がタングステンで比重が高く、小さくても重いメタルジグになります。
小さい事で飛距離アップと沈下速度アップ出来るため他のメタルジグにはない感覚を味わえるでしょう。
少し高価ですが持ってる価値はありです。
タングステンについてはタングステンについてまとめた記事釣りで使うタングステンとはどんな素材?比重の違いが大きく影響でタングステンについて詳しく書いているのでみてみましょう。
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イワシロケット
安定のシマノのルアー【コルトスナイパーイワシロケット】
飛距離も抜群で後方重心なメタルジグは、高速ただ巻きで逃げ惑う小魚を演出します。
引き抵抗も中々軽めで一日中投げていても疲れにくいでしょう。
ビックバッカー