車中泊に必要な【カーテン】遮光性やサンシェードから選ぶ目隠し対策

 

釣りをする人なら朝マヅメを迎える為だったり夜釣りをしたり、遠くに遠征をしたりと車中泊を行うシチュエーションは多いはずです。

 

車中泊をすると魚が釣れるタイミングの朝マズメや夕マズメなど釣り場に入る事が安易になり、釣れる確率も上がるので車中泊と釣りの相性は抜群。

 

しかし車中泊するにあたって目隠し対策をしっかりしないと、周りの目が気になり落ち着いて寝れないのは当然の事だし、防犯上もあまり良くありません。

 

周りの目なんか気にしないという人も居るかもしれませんが、車中泊をする為にカーテンを使用するとかなり快適に車中泊する事も出来るし普段の日よけ対策にも使えます。

 

 

  • これから車中泊に挑戦してみようと思っている人
  • 車中泊をする為の目隠し対策を迷っている
  • 車中泊カーテンを買おうと思っている

 

そんな人は記事を読んで最適なカーテンを見つけて車中泊ライフを楽しんじゃいましょう!

 

筆者情報

 

  • 車中泊歴
      5年
  • マイカー HONDA N-box
  • 釣り暦 10年以上

    釣り場に行く前にはほとんど車中泊をして朝マズメを迎えます。

    車中泊をする為に色々な目隠し対策を試した経験から1番適した車中泊カーテンを紹介します。

 

 

 

 

 

車中泊に必要な【カーテン】遮光性やサンシェードから選ぶ目隠し対策

 

まず車中泊にカーテンが絶対に必要かどうなのかと言ったら絶対に必要という訳ではないのですが、あった方が確実にいいでしょう。

 

車中泊の楽しみと言ったら釣りをする時間まで釣り場で寝ていられる事も当然なのですが、車の中でご飯を食べたり、酒を飲む事ももう一つの楽しみです。

※飲酒運転は絶対にやめましょう。

 

 

その時に車の窓になんの目隠し対策も無い状態だと自分だけの秘密基地感も無いし、多分他の人が近くを歩いて目があったりしたら何だか気まずいです。

 

ましてや、その後に寝袋などを使って寝るのだから見られたくないのは当然の事。

 

混んでいる釣り場などではなおさらですね。

 

 

そんな車中泊に必須なカーテンは車種別でサイズがピッタリな物が売られているのですが結構高価な物が多く、中々手が出ない場合が多いのでは無いでしょうか?

 

そんなところで、簡易的なカーテンや自作カーテンなどを装着している人も多いのですが、実際に使った感想がないと中々購入までには至らないはず。

 

なのでタイプ別に車中泊用カーテンの特徴と使い勝手を見ていきましょう!

 

 

車で使えるカーテンの種類

  • マグネット式
  • カーテンレール付き
  • ピラー差し込み式
  • 吸盤式

大体車用のカーテンの種類と言ったらこの辺りで、どのタイプが1番使い勝手がいいのかは実際に使ってみないとわかりません。

全種類試した場合は、かなり無駄な出費になってしまい車種別に用意されている一番高価なカーテンを買う以上にお金がかかってしまうなんて事にもなりかねません。

 

実際に僕は一番使いやすいカーテンに出会えず結局全部の種類のカーテンを試すはめになってしまい、かなりお金がかかってしまいました。

 

 

 
最初から車種別のカーテンを業者に頼めばよかった・・・

そんなように同じ失敗をしないように全種類試した結果からそれぞれの特徴を解説していくので、自分に合った最適なカーテンを見つけましょう!

 

 

 

結論!

一番使いやすいカーテンは?

車中泊カーテンの購入で悩みに悩んで失敗も色々したのですが、一番しっくり来たのはコレ!

 

リアサイドとリア カーテンレール付きカーテン
フロントサイドとフロント 吸盤式サンシェード

 

この使い分けが一番最適でした。

ここまで至った経緯も含め、車用のカーテンを種類別の特徴などを解説しているので読み進めてみましょう!

 

 

 

 

 

コスパ重視!安上がりにすむマグネット式車中泊カーテン

画像出典=楽天市場

 

 

 

 

まず1番簡単にカーテンが設置出来るのが、布にマグネットが内蔵されたタイプのカーテン。

 

ドアの内側の鉄部分にマグネットでくっつけるだけなのでカーテンレールを設置したりする手間なども無く、車中泊の直前に設置するのみ。

 

 

マグネットの磁力も案外しっかりとしているので、寝ている最中に外れた経験も無く磁力が弱くて外れる様な心配は無し。

 

ただ、マグネットタイプは設置するまでが面倒なのと、窓の枚数ぶん常に外したりつけたりしなくてはいけない所。

 

そしてカーテンレールを設置するタイプやサンシェードとは違って磁石は布の片方にしかついていないので、上から垂らす感じになるので、ちょっとヒラヒラします。

 

100円ショップに小さい強力磁石が売っているので、それでカーテンのヒラヒラする部分を固定すればいいのですが、これが結構な手間で、磁石なんて暗い中外す事は困難なので、明るくなるまでつけっぱなしになる事もあります。

 

 

 

 

 

このようなフロントガラスを覆う大きさのマグネットカーテンもあるので、マグネットカーテンだけで完全個室空間を作る事も可能なのですが、フロントとサイドとバックと結構の量のマグネットカーテンを用意しなければいけないのが難点です。

 

収納時に磁石同士がくっつき、どれがどこの場所に使えばいいのかわからなくなってしまうデメリットもありますね。

 

コスパがいいように感じられますが、2000円程度のマグネットカーテンでも何枚も購入していると意外とお金がかかります。

 

実際の使用例がこんな感じで、N-boxのリアスライドドアの窓に装着しています。

窓は完全に覆う事ができるのですが、磁石が上にしかついていないので、ヒラヒラとカーテンが揺れて光が漏れたり、上手くつけないと横が完全に隠れなかったりしてしまいます。

 

窓の脇にシルバーの100円ショップの磁石をつけていて、磁石をこのように足せば解決するのですが、窓の内枠に傷がついてしまうかもしれないしカーテンを外す時に磁石の存在を忘れていて車のどこかに落としてしまうということもあるので注意が必要です。

 

簡易的に設置する分には適したカーテンですが、使う頻度が多い場合や、完全な目隠し空間を作るには少し向かないですね。

 

 

 

 

 

ピラーに差し込むタイプの大きいカーテンで視界を遮る

 

マグネットタイプのカーテンは何枚も購入しなければいけないのですが、ピラーに差し込むタイプの大きいカーテンだと、1枚で完結する事が出来ます。

 

 

 
 
ただ1枚で完結できる代わりにサイズがかなり大きいので、収納が大変なのと設置が結構面倒くさい。
 
カーテンを設置する時ってのは車の中から行いますが、大体のアングラーは天井にロッドホルダーを設置している事が多いのではないでしょうか。
 
そのロッドホルダーの隙間を縫って大きいカーテンをピラーに差し込む作業ってのは結構やりずらい事が多いのが現状です。
 
車の中で大きいカーテンを広げて一つ一つピラーに挟めて隙間を埋めていくのは中々面倒です。
 
もう一つの難点はフロント部分の上の方は完全に窓を隠す事は中々難しく、光が漏れてしまうというデメリットもありますね。
 
視界は遮れるけど完璧な遮光性は無いと思っていてもいいでしょう。
 
マグネット式も同じ事がいえるのですが、この様な窓枠にピタッと収まらないタイプはフロントのモニターまで隠れてしまいます。
 
車中泊中にテレビが見たい場合はカーテンを捲り上げたりと対策は出来るのですがちょっと不便。
 
 
 
 

車種別用ピッタリサイズの車中泊カーテン

 

 

 

1番お勧めできるのが車種別でピッタリサイズがあるカーテンレールを設置するタイプのカーテンです。

 

車種別で大きさもピッタリで隙間が無いのは当然の事だし、車中泊時には束ねてあるカーテンを広げるだけで簡単に視界を遮断出来ます。

 

デメリットとしては少し値が張る事と設置が少し難しい事くらいで、1回設置してしまえば後は使う時に広げるだけで簡単です。

 

ただ、フロントガラスはどうしてもカーテンレール式は無いので、マグネット式かピラー差し込み式やサンシェードなどを使う必要がありますね。

 

1つデメリットとしてはカーテンを束ねていれば運転中の視界は確保出来るのですが束ねている部分で少し後方の視界が悪くなる事。

 

そしてフロントサイドの窓に束ねたカーテンがあると結構視界も悪くなり巻き込み確認が見えにくいのは難点です。

 

お金に余裕があれば車種別のカーテンレール付きカーテンが1番ベストでしょう。

 

 

 

遮光性抜群な車種別の吸盤タイプのサンシェード

 

 

こちらも車種別でサイズピッタリな商品がラインナップされていて隙間1つ無く個室空間を簡単に作れるのですが、全部吸盤タイプで用意すると中々設置が大変な事と、かさばる事がデメリット。

 

大体の車はフロント、サイド、リア含めガラスが6枚あるので6枚の吸盤パネルを購入する事になります。

 

コスパ的にも意外と高くついてしまうのも難点です。

 

大体売られているのは車一台分ではなくて、フロントとリアのセットになって分けられています。

 

 

リアやサイドに吸盤サンシェードをつけっぱなしにしている車をたまに見かけますが、吸盤が外から丸見えで見た目的にはあまり良く無いですね。

 

そして吸盤なので湿気や汚れが吸盤部分に付いていると寝て朝起きた時には外れている事もあります。

サンシェード自体が落ちるとまではいかないですが、可能性も否定できないでしょう。

 

 

車中泊カーテンはカーテンレール式とサンシェード兼用が1番ベスト!

 

個人の好みは当然ありますが、筆者が一番使いやすかったのは…

 

リアとリアサイド

カーテンレール式遮光カーテン

 

フロントとフロントサイド

車種別吸盤式サンシェード

コレが1番いいです!

 

実際1番大きいフロントガラスを綺麗に覆うには車種別のサンシェードしか方法があまりないのが現状。

 

フロントサイドを磁石式のカーテンにしてもいいのですが、スモークの貼っていないガラスには少し遮光性がイマイチ…

 

どのみちフロント部分の吸盤式サンシェードを購入するとセットでフロントサイドガラス分も一緒に購入する事になるので遮光性とサイズのフィット感では最適でしょう。

 

カーテンレール付きカーテンは車種別の商品が一番いいのは当然なのですが、車種別カーテンは意外と値段が張るのが現状です。

 

実際の所、車種別ではなくてもカーテンレール付きカーテンは売っていて、安値の物もあります。

安値の物だと何が良くないと言ったらそれは遮光性。

 

遮光性がよくないと何がダメかと言うと、外に光が漏れてしまう事。

 

外に光が漏れても特に気にしない人ならいいのですが、自分は結構気になるタイプで出来れば外に光が漏れない方がいいです。

 

車の中でテレビを見たり、スマホで動画を見たりしたいのですが、光が漏れているのが気になるので出来れば光はなるべく遮断したい所。

 

ただ、そんな光の通すカーテンもある程度濃いスモークフィルムを張っている場合は完全に遮断できます。

 

自分の車はリアには少し暗めなスモークフィルムを張っているので遮光性の低いカーテンでも完全に遮光する事が出来るので、リアは多少遮光性の低いカーテンでOK!

フロントは当然フィルムを張っていないので透明の窓でも光を通さない遮光性の高い吸盤式サンシェードを利用しています。

 

なんだかんだ色々試したら結局お金がかかってしまったので、最初から一番使いやすいカーテンを選んで一回の買い物で事を完結した方がいいですね。

 

 

車中泊を快適に過ごす為にも防犯にもカーテンの需要はかなり高いです。

 

  • リアとリアサイドはカーテンレール付きカーテン
  • フロントとフロントサイドは吸盤付き車種別サンシェード

人それぞれ好みはありますが色々試してきた結果こんな結論に至りました。

 

参考になれば幸いです

 

 

ではまた