アジの視力はいい?ナイトアジングでアジからワームは見えているのか?

最近、始めやすく奥の深いライトゲームで流行中のアジング。

アジングは夜に釣行する事が多く、釣果の上がった写真も夜の場合が多いですね。

アジが夜行性なわけではないのですが、アジングは基本夜が釣れる事が多い為にナイトゲームをする場合がほとんどなのです。

昼間で釣れない事もないのですがフグ邪魔されてアジングにならない場合がほとんど。

アジングはナイトゲームが多いので間違われがちなのが、アジは夜行性なのではないのかと勘違いされがちですが、アジは昼に活動する事がほとんどなのです。

 

 

そんな昼行性のアジが夜に釣れるとなると、アジからワームが見えているのか疑問になってきます。

 

  • あんなに暗い海の中でアジはワームが見えているのか?
  • アジは目がめちゃくちゃ良いのか?

 

 

 

ナイトアジングする時のワームカラーの選定の目安にもなる、アジは夜にワームが見えているのか?そんな疑問を解決する記事になっています。

 

 

 

 

 

 

アジは眼がいい?ナイトアジングでアジからワームは見えているのか?

 

アジは目が良くて、夜でもワームも見えているのか?と言う疑問。

 

 

結論としては、夜でもアジにはワームは見えている!

 

 

その理由として…

  • 視力は良くないが、動体視力はいい!
  • 色を識別する能力がずば抜けている。
  • 色覚が赤、青、緑、紫と人間より1つ多い
  • 側線で水流の変化を感じ取れる

 

 

ひとつづつ解説していきますので、アジがナイトゲームの時ワームが見えているのか?

ナイトアジングのワーム色選定に悩んでいる人は、最後までお付き合い下さい。

 

 

 

 

 

 

アジの視力と動体視力の良さとは?

アジの視力は0.12程度だと言われています。

視力自体は人間に比べるとあまり良くないのですが、海の中で見える映像は違う事が考えられる為、人間の視力の度数では少し参考になりません。

 

 

ただアジは動体視力がかなり優れているとされていて、海中で動く物を捉える事はかなり得意です。

 

 

 

 

アジは死角が無い。アジの視野は広い

そしてもう一つ、アジの視野が広いと言うところ。

 

アジは片目で180度の視野があるとされているので、ほとんど死角がありません。

 

その視野の広さプラス、動体視力の良さで獲物を捕食するのでしょう。

 

ちなみにアジから見える、1番見えやすい位置は前斜め上だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

アジの目がいい理由、色覚が1つ多い?

 

アジが暗闇でワームが見えている理由として、もう一つが、色覚が多い事。

 

 

色覚とは?

生物が光の波長で色を認識する事。

夜行性の動物には色覚が無いらしい…

 

 

人間はその色覚が3色型色覚と言って、赤・青・緑の三色から色を判断しているのに対して魚は、赤・青・緑の他に、紫も識別する事が出来る。

 

アジに限らず、魚は4色型色覚といって、色を判別するセンサーが赤、青、緑、紫の4種類ある。

 

魚が暮らしている水中は光の多さがコロコロ変化し、水中の光環境は様々な事から魚は、4色型色覚に発達したと考えられます。

 

色盲だとも言われているアジですが、実際は魚にしか分からない事で中々解明には至らないようですが、色盲であって人間とアジで色の見え方が違うにしても、色の識別は出来ているのではないかと私は思います。

 

魚の色盲について別記事で書いたシーバスが色盲!?ルアー選定に役立つシーバスが色の判別を出来ているのかを暴く!

でもう少し詳しく記載しているので時間があったら見てみて下さい。

シーバスが色盲だという噂を聞いて調べつくしてみたので、すこしは参考になると思います。

 

 

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その反面イカやタコは色覚が無く、主に白黒映像で見えているそうです。

アオリイカの色覚が無い事については、エギング【初心者必見】アオリイカを釣る!エギングでエギのカラーの選び方。で詳しく解説しています。

 

 

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アジは水流の変化でワームを感じ取る

 

 

 

アジに限らず魚は側線という水流の変化や、音を感じ取れる器官があります。

魚が水槽に入っていても、ガラスにぶつからない理由は、側線で水流の変化を感じ取れるからです。

側線が発達した理由は、水深100m位の光も紫外線も届かない所で、視力以外で外敵を守る為に発達したと言われています。

 

その側線で水流の変化を敏感に感じ取り、獲物を捕食するのです。

 

なので、4色型色覚で色の変化を感じ取り、鋭い動体視力側線で水流と水圧の変化を感じ取る魚は、暗闇でもワームを認識していると考えていいでしょう。

 

 

 

 

 

 

アジングのナイトゲームで使えるカラーとは?

 

アジが暗闇でワームを認識する力は鋭い動体視力と、4色型色覚と、側線であると認識していいでしょう。

 

そこで、アジングのナイトゲームで有効なカラーは何色なのか?

 

 

ナイトゲームと言うと感覚的にグローカラーが有効な気がしますが、そうとは限りません。

何故なら暗闇でもアジは水流の変化と、優れた色の変化を感じ取れるから。

 

 

 

 

実際、水深30m程の暗闇のバチコンでクリアカラーが爆釣した経験があります。
 
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ナイトアジングで有効なカラーは、実際コレと言う、お決まりカラーはありません。
 
  • 月明かりの量
  • 濁り具合
  • アジの活性度
 
その日それぞれ環境が違う為、絶対的な釣れるカラーは無いと思っています。
 
そのかわり、釣果を上げるには、カラーローテーションが大事。
 
 
アジングで同じカラー、同じアクション、同じジグヘッドを使っている人と様々なカラーを使ったり、アクションを変えたり試行錯誤しているアングラーでは絶対的に釣果に違いが出ます。
 
ナイトアジングで、アジにはワームが見えていると想像しながら、様々なワームカラーで狙う事をお勧めします。
夜に使うアジングワームのカラー選定で困っているのであれば、アジングで夜に使うオススメワーム紹介!夜のワーム選びでナイトアジングを制する!の記事で、夜のアジングワームの選定方法について解説しております。
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とりあえず、ナイトアジングでアジはワームが見えているのか?という疑問の結論は…
 
アジはワームが見えている!
 
と考えていいのでは無いでしょうか。
 
アジングはナイト、デイに限らずカラーローテーションが大事だと思います。
 
奥の深いアジング、尺アジ狙いましょう。
 
 
 
ではまた