バチコンアジングとは、船に乗り普段ショアからは狙えない深場の大型のアジを釣るアジングで凄く大人気なオフショアのアジングです。
船に乗り水深のある深場に潜むアジを狙うので、当然水深のある所へ仕掛けを落とさなければいけないので【オモリ】が必要になってくるのですが、今回の記事はそんなバチコンアジングで使うオモリの選び方についての記事になります。
- バチコンアジングでオモリの選び方を知りたい
- バチコンアジングでどれくらいのオモリを用意すればいいのか分からない
- バチコンで使えるおすすめのオモリを知りたい
そんな感じで、バチコンアジングで使うオモリについて詳しく知りたい人の悩みを解決出来る内容になっているので、最後まで記事を読んでバチコンに更に詳しくなってしまいましょう!
バチコンアジングのオモリの選び方!重さと形はどんな物がベスト?
まずさっさと結論を述べてしまうと、バチコンで使うオモリは釣具店で一般的に売っているナス型オモリの10号〜15号まであれば事は足ります。
ナス型オモリとはエサ釣りなどでもよく使うナスみたいな形をした鉛のオモリ。
画像出展=楽天市場
こんな感じのオモリは釣りをあまりした事ない人でも見た事はあるのではないでしょうか?
実際バチコンで使うオモリはこのようなナス型のオモリを準備しておけばokです。
「じゃあオモリの重さはどれくらいがいいの?」
という疑問が出てくると思いますが、それは10〜15号あればokです。
- なんでそんな幅が広いオモリを用意しなければいけないのか?
- 道具は少なくしたいし、ピンポイントでオモリを選定出来ないものか?
と過去に自分も思いましたが、オモリの重さは実際の釣り場に行って潮の流れや水深による沈下速度を考えなければいけないので、幅広く多めに持っていく事をオススメします。
なるべく早く着底させる為のオモリの重さを選ぶべき
バチコンで釣りを行うポイントを選ぶのは船長で、乗る船やその日の環境によって水深や潮の流れの速さなどは随分変わってきます。
大体の水深は20m〜40m位で釣りをする事が多いのですが、ボトム(海底)付近に潜む大型のアジを狙う為、まずはその深さまで仕掛けを着底させる事から始めます。
まず、どんな潮の流れでも水深でも仕掛けを着底させない事にはバチコンは始まらず、早く着底させて手返しを良くする事が釣果アップに繋がります。
仕掛けを着底させてアタリがあまた時に合わせを入れるのですが、その時かなりの確率でジグヘッドとワームがズレてしまう。
そのズレたワームを治す為に仕掛けを回収しなければいけないのですが、仕掛けを回収してまた最初からボトムまで仕掛けを落とすのにダラダラとしていたらかなり手返しが悪いのでなるべく早く着底出来る程度の重さを選びましょう。
そもそもバチコンてのはどうゆう釣りなのか?もっとバチコンについて詳しく知りたい人は、バチコンってどんな意味?バチコンアジングで【尺アジ】連発!の記事でバチコンについてもっと詳しく調べましょう。
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潮の流れに負けない重さのオモリを選ぶ
仕掛けを真下に落とす事が出来ればそれで十分なのですが、時には潮の流れが早く仕掛けが流されてしまう事があります。
仕掛けが流されてしまうと隣の人と【オマツリ】になってしまったり、時には船の下に仕掛けが入り込んでしまい、船の反対側で釣りをしている人とオマツリしてしまったら最悪。
そんな感じでオマツリして、周りに迷惑をかけるのも当然よくないのですが、複雑に絡まった場合はノットもろとも仕掛けを切断する事になる場合もあります。
船の上でノットを組むのは中々嫌なので避けたいところですね。(最悪酔います、、、)
じゃあとことん重いオモリを用意しておいたら良いのかと言ったらそうゆう訳でもないのです。
バチコンのオモリは適正な重さを!重ければいい訳ではない
潮の流れに負けない為や沈下速度を早くする為にオモリの重さをとことん重くすればいいのではないかと言ったらそうゆう訳でもありません。
使うロッドに使える限度の重さが設定されているのは当然の事なのですが、バチコンではボトム以外にもアジのアタリがある事もあるので、オモリを重くしすぎると中層でアタリがあった場合の感度が悪くなってしまうのです。
バチコンでボトムを取って、ある程度アクションを入れてアタリが無い場合は、マーカー入りのラインを見ながら1mずつ巻き上げ、アジのいるレンジを計ります。
大体10m程探りをいれたら、またボトムまで仕掛けを落としてを繰り返すのですが、案外中層でアジが爆るパターンもあるのですが、その時にオモリが重いと、中層のアジのアタリが分かりづらくなってしまうのです。
バチコンのオモリもタングステンがいい!
バチコンで使うオモリはナス型オモリがあれば十分という事を前半に言いましたが、実際タングステンのオモリはかなり使い勝手がいいです。
タングステンのオモリは比重が高い為に小さくても重く作ることができるので、沈下速度が早くなるのでバチコンのオモリにタングステン製のオモリが使えるなら使ったほうが断然いいのですが、タングステン製のオモリはコスパがあまり良くないところが難点。
タングステン製のオモリを用意できるのであれば用意するに越した事はありません。
ですが、バチコンを行っていると歯物の魚に仕掛けを持っていかれる事が結構な確率であるので、あまり高いオモリを付けても一投目でいきなり仕掛けを掻っ攫われる危険もあるのであまり高価なオモリを付ける事はあんまりおすすめ出来ないです。
歯物の魚というのはサゴシやエソなどがいることがかなり確率が高く、仕掛けを落とした瞬間何の感触もないのにオモリだけ無くなった経験もあるので、あまり高価なオモリは使わなくていいのではないかなというのが自分の考え。
ですが実際タングステン製のオモリの恩恵は結構あるのでお財布に余裕のある方はタングステン製のオモリをメインで考えるのもあるでしょうね。
タングステンについて詳しくわからないという方は、タングステンについてまとめた釣りで使われる【タングステン】とはどんな素材か?比重の違いがキモの記事でタングステンについて詳しく解説しているのでタングステンについてもう少し詳しく知りたい方は記事を見てみてください。
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サゴシやエソはフォール中にオモリにアタックしてくる事が結構あるので、なんの感触もなくオモリを失う事が結構あります。
このオモリはバチコンに使いやすい低抵抗なデザインで、先端にグロー塗装されている事によってサゴシやエソに狙われにくいです。
バチコンは一回行くとかなりハマる楽しくて中毒性のある釣りなのですが、そんなバチコンアジングで使うオモリについて記事にしてみました。
バチコンアジングで使えるオモリの重さは・・・
ナス型オモリの10号〜15号で十分ことは足りていますが、お金に余裕があるならバチコンのオモリを少しこだわってみてもいいでしょう。
- バチコンで使うオモリは10〜15号
- お金に余裕があるのならタングステン製を使う
- なるべく早くボトムを取れる重さを選ぶ
この辺を意識してバチコンで使うオモリの選定をできたらいいのではないかなと思います。
バチコンはかなり楽しく初心者でも比較的始めやすいオフショアでの釣りです!
沖に潜むデカアジをゲットしてバチコンアジングを楽しみましょう。