エギングPEラインの太さ選びで考えるべき重要な事!

エギングは美味しいアオリイカをゲットできる事と、ショアからも狙える事で釣り初心者の方でも比較的始めやすく大人気な釣りですが実は結構テクニカルな釣りです。

 

魚を狙う釣りに比べ、魚の分かりやすいアタリとは違いイカのアタリを取るには中々難しいのが現状。

 

 

そんなアタリのわかりにくいエギングはアタリを感じる為のPEラインは超重要なのです。

 

 

感度を上げるにはいいロッドを使ったりロッドとリールのバランスなど様々ですが、PEラインの太さ選びも超重要。

 

そんなエギングで使うPEラインの選び方で太さをどれくらいの太さを使えば良いのか?また買い換える際にどんな太さにすればいいのか迷っている人には今回の記事は参考になるでしょう。

 

  • エギングのPEラインの太さ選びで迷っている。
  • ラインの巻き替えで次の太さをどれにしようか迷っている。
  • 1番適したPEラインの太さはどれなのか?

 

結論から言ってしまうとエギングに一番適したPEラインは0.6号です!

 

 

その理由を解説していくので読み進めていきましょう!

 

 

 

 

 

 

エギングPEラインの太さ選びで迷ったらまず考えるべき重要な事!

まずエギングで使うエギング用PEラインはかなり数がありますがの太さの種類は主に…

 

0.5号〜0.8号あたりまでが良く使われる太さとなります。
 
何故エギングで使うPEラインの太さの幅がこんなにも広いのか?
 
「エギングでは0.5号使えば良いよ」ってハッキリ言ってもらえれば迷わず0.5号を常に使えるのですが実際は、シチュエーション毎に太さの選び方が違うので簡単に1つの太さを使えば良いとは言い切れないのです。
 
 
シチュエーション毎だけとは言わず、使う人の特性や経験値などからもラインの太さ選びは変わってきます。
 
何だか面倒くさそうに思えてきますが、それだけエギングでのPEラインの太さ選びはエギングをするにあたって超重要。
 
そのPEラインの太さを0.5号〜0.8号の中からどうやって決めればいいのかを今回の記事で解説していくので自分に合ったエギング用PEラインの太さを今回で解決していきましょう!
 
 
 
 

PEラインの太さと細さで変わる感度以外の違い

まず最初に気になるであろうPEラインが太かったり細かったりする事でどんな違いやどんなメリットデメリットが出てくるのか?

そこから解説していこうと思います。

 

感のいい人や他の釣りでもPEラインを使う様な人はすぐに気づくと思いますが、ラインが細ければ細いほど感度は当然良くなります。

 

じゃあとことん細くすれば良いかと言ったら当然そういう訳でもなくて、アオリイカの引きや重さに耐えれるほどの強度は当然必要だしエギ自体をキャストする時フルキャストしてもエギの重さに耐えれるほどの強度は必要になってきます。

 

その限界が約0.5号。

 

エギングで使うPEラインとして考えると、約0.5号が1番感度の良いラインで、太くなるなつれて感度が悪くなっていくという考えですが、PEラインを太くする事で感度以外にも違いが色々と出てきます。

 

 

 

PEラインが細ければ細いほど飛距離は伸びる

PEラインが細い事で得られるメリットは飛距離の違いが1つ。

やっぱりエギング以外のどんな釣りであっても飛距離ってのは沢山出てなんぼです。

 

実際、魚やイカが釣れるのってのは足元だったり飛距離がそんなに出なくても届く所でバイトしたりする事が多いのですが、いざ自分が狙いたいポイントまでキャストして届かなかったりすると気持ち良く釣りが出来ません。

 

ましてや隣のアングラーがある程度飛距離を出しているのに、自分が全然飛んでいなかったらなんだか損している様な感じにさえなってしまいます。

 

ですが、先程も言ったように釣れるポイントは様々で、飛距離が出れば出るほど釣果が上がるわけでは無いのです。

 

「飛距離が出る=釣れる」

ではなくて

「飛距離が出る=狙いたいポイントへエギを送り込む為の手法」

位に思っていていいでしょう。

 

ナブラなどを攻めたいショアジギで大遠投する釣りとは違って、エギングで飛距離を出す為だけにPEラインを細くするって考えは持たないでおいていいのですが、飛距離が出ない事によって自分の狙いたいポイントにキャストが出来なくなるということは理解しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

エギの回収率の上がる強度からPEラインの太さを考える

エギングで良く重要視されている【着底】

エギングの事を調べていると

 

「エギを着底させた方がいい」

「エギングでは着底がセオリー」

「アオリイカはボトムに潜んでいる」

 

なんて言葉をよく見かけるかと思います。

 

そんな所からエギングではキャストした後に着底させてからシャクリを入れてイカを釣るって考える場合が多くて、どうしてもボトムを攻めがちになってしまうのです。

 

確かにアオリイカはボトムに潜んでいる事は多いのですが、新子の活性のいいアオリイカは中層にいたり表層に浮いてくる事さえあり、必ずしもエギを着底させなければいけない訳では無いのです。

 

だけど、アオリイカは下を意識している事と、ボトムに居るアオリイカは警戒心が薄い場合があることなどからボトムを攻めるために着底が基本になってきてしまいます。

 

そしてこの【着底】を見極めるのがかなり難易度の高い事で、結構な確率で根掛かりしてしまいます。

 

根掛かりは環境にもめちゃくちゃ良くないし、財布にも良くないのは当然。

 

そこで考えるのがエギを回収出来る程のPEラインの太さです。
 
「根掛かりからの回収だけを考えてラインの太さを決めるのかよ」って思うかもしれないけど考え方によってはありだと思います。
 
実際エギを着底しなくてもアオリイカは釣れるし、着底させる事だけがエギング上達の為になる訳ではないけど、エギを着底させる事によって得られる経験値は大きいです。
 
  • 今どの辺をエギが泳いでいるのか?
  • 沈下速度はどれくらいなのか?
  • どこでアオリイカが釣れたのか?

 

その辺の理解が出来る様になる第一歩が着底だからです。

 

エギングでエギを着底させる事が全てじゃないけど、エギング上達の為にまず初心者の間は、エギが根掛かりしても回収しやすい0.8号のPEラインを使いましょう。

エギングで使うエギには号数というものが設定されていて号数毎の重さを認識していると着底のコツや沈下速度の速さの理解につながるのでエギの号数毎の重さを解説した記事のエギの号数ごとの重さとは?サイズはどんな大きさなのか?も参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

細いPEラインで風の抵抗は大きく変わる

PEラインが細くなる事で得られる恩恵として、もう一つは風や潮流の影響を受けづらくなる事。

 

エギングで風は大敵です。

アオリイカが釣れる時ってのは手に感じ取れるアタリの時もあるが、ラインの微妙な変化から感じる物です。

そのアオリイカのアタリを感じ取る為のラインが風に流されるとアタリが取れないだけではなく着底も分からなくなってしまいます。

 

そもそもエギングは、風速が5m以上あると釣りにくいとされているのですが、5m以下の風速であっても風の影響はなるべく受けたくない物です。

 

そこでPEラインを細くする事でラインの表面積が小さくなって風や潮流の影響を受けにくくする事ができるのです。

そこまで大きく変わらないだろうと思うだろうけど、実際は結構な差があります。

風や潮流の影響を受けずにエギングを楽しみたいなら0.5号のPEラインをお勧めします。

 

 

 

 

 

PEラインの号数毎の特徴

画像出展=楽天市場

 

 

 

 

エギングで使うPEラインは0.5号〜0.8号。

ではその中からどの様に選べばいいのか?

自分に合ったラインの太さはどれ位なのか?

分かりやすく表にしておいたので、参考にしてもらえればいいと思います。

号数 風の影響の受けにくさ 飛距離 強度 エギ回収率 感度
0.5号  ◎  ◎  △  △  ○
0.6号  ○  ○  ○  △  ○
0.8号又は0.7号  △  △  ◎  ◎  △

 

 

ざっくりとこんな感じ。

勝手に自分で作った表だけど大体こんな感じだと思います。

ぱっと見だと0.6号が凄くバランスがよく見えてきませんか?

実際自分も色々なPEラインを使ってきて落ち着いたのは0.6号です。

 

だけど初心者の間で根掛かりが勃発して、釣りをしている時間よりラインを結んでいる時間の方が長くなったりするような事のない様に初心者の間は0.8号をお勧めします。

 

 

  • 初心者の間—0.8号
  • バランスのいいエギングライン—0.6号
  • よりいい感度を求めたく、風の影響を受けたくない場合—0.5号

 

こんな感じに思ってもらえるといいと思います。

 

※0.7号ってのはメーカーによってあったり無かったりします。0.6と0.8の間のスペックという認識でいいでしょう。

 

 

エギングで使えるおすすめPEライン

それでは、エギングで使えるPEラインはどんな物があるのか?

エギングラインを色々使ってきた筆者が良かったと思うラインを紹介していきます。

 

エギングにラインは重要でエギを選ぶ前にラインをしっかり選びましょう。

 

 

 

バリバス(VARIVAS) アバニ エギング マックスパワーPE X8

 

 
バリバスの8本撚りのエギング用PEライン。
PEラインの表面にフッ素膜がありトラブルレスなのが特徴です。
シャクリを多くするエギングではトラブルが多い事があるので出来る限りトラブルの少ないラインである事は絶対条件ですね。
さらにラインの太さのムラがなく丁寧に作られている印象。
カラーもホワイトベースにパープルとオレンジのマーカーで視認性もよく見た目もクールです。
 
 
 

シマノ(SHIMANO) PEライン セフィア8+

こちらはシマノの8本撚りのエギング用PEライン。
結構人気商品で値段も比較的手が出しやすい値段設定なのではないでしょうか。
VT工法で均一な太さで編み込まれているので、太さのムラが少ないです。
太さのムラがあるとエギをフォールする時パラパラとスプールを抜けていくラインが上手く放出出来ない場合がありますが、均一の太さで出来たラインはライン放出も均一です。
 
 
 
 
 

ダイワ(DAIWA) PEライン UVFエメラルダスデュラセンサー

コチラはダイワの8本撚りPEライン。
8本撚りで200m2000円代とコスパも良く使いやすいPEラインです。
コシがあり表面がツルツルした印象。
色落ちは多少あるけどラインローラーなどに付着する程では無いので個人的には気にならないです。
 
 
 
 
 
とりあえずいつもメインで使っているPEラインはこんな物ですが、PEラインにはまだまだ数が沢山ありコスパ重視でみたり、好みの色であったり選び方は様々です。
今後別記事で【エギングで使えるおすすめPEライン】をまとめるので、参考にしてもらえたらいいと思います。
 
 
ではまた!