「シーバスって目でルアーを見て、色を判断できているのだろうか…?」
こんな素朴な疑問を抱いたことは無いですか?
シーバスルアーは色々な色があって、ナチュラル系がいいとか目立たせる為にチャート系が良いとか夜は〇〇でマズメは△△で…など、シーバスアングラーはルアーカラーに凄く試行錯誤しています。
だけど、そもそも実際シーバスって色が認識できているのだろうか?
今回の記事では、そんな素朴な疑問であるシーバスが色の認識を出来ているのかを解決出来る様にシーバスの生態について勉強していきましょう。
- 釣り歴10年以上
- シーバスを釣り上げた数は数知れず
- 平日であろうとシーバスを求めて毎日の様に釣りに出かける
シーバスが色盲!?ルアー選定に役立つシーバスが色の判別を出来ているのかを暴く!
まず、はっきり結論を述べてしまうとシーバスは色盲だという事が考えられます。
シーバスが色盲なら完全にルアーの色は関係ないのではないかと思ってしまいそうなのですがそんな事ではないんです。
実際化学的にシーバスは色盲であると判明している訳ではなく、色盲である事が考えられる!とされているので確実に色盲だと言い切れる訳では無い事は覚えておきましょう。
色々な研究がされているみたいですが、実際の所は魚になってみないと分からない事なので、中々研究だけでは判明できない事も多いのです。
今現在言われている様に、シーバスが色盲だった場合
- ルアーカラーは何も関係無くなってしまうんじゃないか?
- ルアーにある様々なカラーはやっぱり売上を上げる為の釣具メーカーの戦略じゃ無いのか?
そんな風な疑問に変わってきてしまいますが、シーバスが仮に本当に色盲だったとしても、ルアーのカラーが何の意味を持たない訳では無いと自分は思います。
シーバスが色盲だったとしても色の識別はされている可能性あり!
シーバス釣りをある程度経験している人なら誰もが経験する事であるアタリカラーがある事。
シーバスが色盲ではない根拠になる1つの理由になります。
満月の夜は目立たせすぎない様にナチュラル系やブラックカラーを使うとか、濁っている時は警戒心が薄れているからチャート系やパールを使うとか…
色々ルアーカラーに試行錯誤していると、必ずポイントによってのアタリカラーに遭遇する事があります。
実際、自分もシーバス釣りを色々経験してきましたが…
- 1つのポイントで違うカラーでも同じサイズのルアーを使う
- 違うカラーで同じアクションをする
その様なルアー選定をしていても、水の濁った日にチャートカラーでしか釣果が上がらなかったりするパターンの日もありました。
時には、デイゲームでイワシがベイトであると考えられる日に、イワシカラーでしか釣果が出なかったりと、その日やポイントによってのアタリカラーってのは存在すると自分は思っています。
実際の釣行記新潟 阿賀野川【リバーシーバス】釣れたヒットルアー。ワームも好調!の記事で釣行記録を記載しています。
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背景色の違いで魚から色の見え方が違うのであれば、たとえ色盲で人間の様に風景がカラフルに見えていないとしても、色ごとの識別は出来ていると考えられます。
シーバスは背景色の違いで色の見え方が違う!その背景色の違いとは?
釣り研究家である永井さんの研究結果による背景色で魚からの色の見え方が違うという話。
じゃあその背景色ってのは海中でどの部分にあたるかと言うと、海水自体がルアーの背景色にあたるのです。
- 海水の濁り具合
- 月明かりの明るさ
- 水深の深さによる暗さ
- ストラクチャーの影
など、水中でも色々な場所で、背景色が違うパターンが存在します。
なので背景色の明るい満月の夜に目立つカラーを使うと、プレッシャーを与えてしまったり、逆に暗闇の中で目立たせる様なカラーでシーバスにルアーを見つけてもらったりするカラー選定は間違っていないと言えます。
それを魚がどう感じているのかは不明ですが、シーバスが普段からその様な見え方をしているのならば、人間と見え方は違えど色ごとの識別は出来ていると言えるでしょう。
シーバスは色盲であるけど、色ごとの見え方は違う
つまりは、シーバスは人間で言う色盲にあたるのですが、人間が想像する色盲ってのは、緑が緑に見えなかったり、青が青に見えない…
その様な事を色盲と言うなら確かにシーバスは色盲という事になります。