釣りで聞く【ナブラ】ってどんな意味?ナブラが見えたらチャンス到来!

釣り人から良く聞く言葉でナブラという言葉を聞いたことはないですか?

ナブラという言葉を聞いたことはあるけど意味がよくわからない場合や、まだいまいちナブラが発生した時の攻め方がわからないような人は今回の記事でナブラの意味とナブラの攻め方について勉強していきましょう!

 

釣りをしていてナブラが発生するとかなりのチャンスです!

 

今回の記事ではそのナブラについての解説になります。

 

 

  • ナブラの発生する理由
  • ナブラの発生する原理
  • ナブラを起こす魚種とは

 

ナブラについて詳しく知りたい人や、ナブラという言葉自体良く分からない人などは、この記事を見る事でナブラについて詳しくなり、釣りの知識と釣果アップにつながる事は間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

釣りで聞く【ナブラ】ってどんな意味?ナブラが見えたらチャンス到来!

 
そもそもナブラって何?

 

そんな人の為にまずはナブラについて解説していきます。

 

 

ナブラとは?・・・

ナブラとは大型魚が小魚を食べる為に追いかけ、その小魚達の逃げ道が無くなり水面より上に逃げようとして水面がバシャバシャと水しぶきを上げる事。

 

つまりは海の中で起こる弱肉強食な自然現象なのです。

 

 
point!

本来は魚群の事を【ナムラ】と呼び、漁師言葉で「ナブラが立つ」などと言われていたのが釣り人によって略されて【ナブラ】と言われるようになったのです。

 

 

そんな大興奮する釣りの一大イベントのナブラについてもっと詳しく解説していきましょう!

 

 

 

 

ナブラが起きたらチャンス!ナブラを狙うには落ち着いてキャストしよう!

釣りしている最中にナブラを見れるタイミングは意外と少ないのですが、実際に海面にナブラが発生すると明らかに魚影が濃い事が目で確認出来るので、釣り人はテンション上がりまくりでみんなが集中してキャストする事でしょう。

 

特に朝マズメや夕マズメの魚が活性化しやすいタイミングで起きやすいのですが、ナブラの攻め方を間違えると、水面は騒がしいのに全然釣れないといった状態にもなりかねません。

 

そもそも朝マヅメの事もよくわからないって人は朝マヅメについて詳しく書いた別記事釣りの朝マズメとは何時の事か?マズメ時を狙って釣りをしよう。の記事で朝マヅメについても勉強しておきましょう。

 

まず、ナブラが発生したら焦らずに的確な攻め方で魚を釣り上げましょう!

 

その的確な攻め方とは…?

 

 

ナブラの奥にキャストする事

まずは、コレを意識してナブラを攻めましょう!

 

 

 

 

 

ナブラを攻めるには奥にキャストする事!

ナブラは大型魚がベイトである小魚を追いかけて捕食しようとしているタイミングです。

つまりそのベイトの群れを散らさずにベイトに見立てたルアーアクションをすれば、大型魚が釣れる可能性がグンと上がるのですが、キャストする位置を間違えるとナブラがすぐに無くなってしまう場合もあります。

 

なのでナブラ発生時の注意点をしっかり守るべきです。

 

ナブラ発生時の注意点とは、ナブラのど真ん中にキャストしない事!
 
ナブラが発生してテンションが上がってナブラのど真ん中にキャストしたくなる気持ちも分かるのですが、ナブラのど真ん中にキャストしてしまうと、ルアーの着水音で魚が違和感を感じてパタっとナブラがおさまってしまう場合もあるのです。
 
 
なのでナブラが発生したからといってナブラのど真ん中にキャストするのはあまり良くなく、それは結構ダメなナブラの攻め方です。
 
じゃあナブラをどうやって攻めたら良いのかと言うと、ナブラの奥にキャストして奥からナブラの中をルアーを引く感じ。
 
コレを意識して、逃げ惑うベイトにルアーを見立てれば大型魚が釣れる可能性は上がるでしょう。
 
 
 
 

ナブラの中を引くルアーアクションとは?

では、ナブラの奥にキャストするのはわかったけど、どうゆうルアーアクションをすれば良いんだろう?という疑問が出てくると思います。

ナブラのルアーアクションについて解説していきます。

 

当然、逃げ惑うベイトと同じルアーアクションをすればいいのですが、ベイトがどの様な動きをしているのか意識する事が大事。

 

主に考えられるベイトは、経験上イワシが多いのです。

 

じゃあイワシカラーのルアーを投げれば釣れると思いがちですが、ただイワシカラーのルアーを投げれば絶対に釣れるわけではありません。

 

ベイトであるイワシ達は大型魚に追われて混乱状態で全力で逃げ回っています。

 

そこにただのイワシカラーのルアーを流しただけではあまり意味ない。

 

目的は、ベイトの下にいる大型魚を釣る事です!

 

 

なので、そこにいるであろうベイトに見立てる&ルアーに食い付かせる必要があるのです。

 

ベイトに見立てるコツとしては…

  • サイズが似ている事
  • 色が目立つカラーな事
  • 逃げ惑う様なアクションをする事

 

ナブラが起きている時の大型魚は、ナブラの下に居て、完全に捕食タイムです。

それに追われているベイト達は混乱状態。

なので表層を逃げ回るベイトを見立てたルアーアクションをする事が大事。

 

 

ベイトのサイズにルアーサイズを合わせる

ルアーサイズをベイトに合わせる事は大事で、逃げ惑うベイトの群れの中に、サイズの違うルアーが1匹泳いでいても違和感しかないですよね?

なのでまずはベイトのサイズにルアーを合わせる事を意識しましょう!

 

ベイトのサイズを目で確認する事は難しいですが、その時期のベイトは大体こんなサイズであろうと予測するか、大きめのルアーでアタリが無かったら徐々にサイズを落としていくなど、マッチしたルアーサイズを探すのがベスト。

 

 

 

目立つカラーでナブラを攻める!

ナブラが立っている場所はベイトがかなりの数いる事が予想できます。

ベイトが多い=ルアーにバイトしてくる可能性が下がるので、目立つカラーでルアーを目立たせる事を意識するといいでしょう。

 

ナブラが立っている状態は、下にいる大型魚も当然捕食タイムなわけなのでルアーを目立たせる事でルアーにバイトしてくる可能性は上がります。

 

ベイトに似たカラーでもルアーによってはフラッシング効果も期待できるので、ベイトに似たカラー又は目立つカラーなど使い分けると効果的です。

 

 

 

 

ナブラ発生時は表層早まきが基本

「ナブラ発生時のルアーアクションはどうしたら良いの?」

とも、よく聞かれるのですが、基本は着水後に表層早まきです。

 

ベイトが逃げ道を無くして海面で騒いでいるので、表層でベイトに見立てる事がセオリーになります。

 

大型魚が海面を意識して捕食しようとしているのに対して、中層あたりにルアーを流しても全く反応してくれない場合もあるので注意しましょう。

 

その他にも、表層早まきで反応が無かったら、表層を意識したワンピッチジャークも効果的なので、表層を意識したアクションを色々試してみましょう!

 

 

 

早まきでバイトしない場合は弱った魚を演出するのもあり!

 

ナブラ発生時のアクションは表層早まきがセオリーなのですが、時にはルアーに全くと言っていいほどバイトしてこない場合もあります。

そんな時にどんなアクションをすればいいのかというと、ベイトが体に傷を負い弱って動きが遅くなったようなアクションを中層辺りにルアーを引くのも一つの手でしょう。

 

多くのベイトが逃げ惑う中に下から捕食しようとしている大型魚が待ち構えている。

そこに弱った一匹の魚がいると想像すると今にもバイトしてきそうな気がしますよね?

 

表層での早まきで釣れない場合中層をワンピッチジャークで誘うのも一つの手です。

 

 

 

 

ナブラがおきたらとりあえずキャスト!

ナブラは釣りに行けば出会える様な頻繁に起こる出来事ではなくごくごくまれに発生する現象です。

 

釣りをしていてナブラをお目にかかれたらまずはキャストすることが大事。

ルアーをベイトのサイズに合わせたりカラー選定をする事は大事な事なのですが、ナブラがキャストで届く範囲ならばとりあえず今付けているルアーでキャストする事をオススメします。

 

ナブラが発生してからルアー選定をしているとルアーを付け替えた頃にはナブラが収まっていたなんてことも考えられるので、まずはキャストする事を覚えておきましょう!

 

 

 

 

ナブラ発生時の攻め方まとめ

ナブラは、釣りをやっているとたまに出会える大チャンスの合図です。

意外と簡単にお目にかかれない場合もあるのですが、実際にナブラに出会うとテンションが上がって釣れる気しかしなくなってしまいますが、焦らず対応してナブラのチャンスをしっかり物にしましょう。

 

ナブラを攻める時に心がける事は

  • ナブラの奥にキャストする事
  • アクションは表層ねらいで色々試す
  • ルアーカラーはベイトカラー、もしくは目立つカラー
  • ルアーサイズはベイトサイズに合わせる

 

以上を意識してナブラを攻めれば、大型魚ゲットは目前になるはずです。

 

ですがナブラ発生時にナブラまで届かない距離なんて事は結構よくある話で「あともうちょっとキャスト距離が稼げれば…」という場面は結構な確率であります。

 

絶対に届かない範囲のナブラであれば諦めはつきますが、他のアングラーが届くのに自分だけ届かないなんて事の無いようにできるだけ飛距離の稼げるルアーを持っていることもナブラを攻める為の対策になるでしょう。

 

少しですがキャスト距離を稼げるルアーを紹介しておくのでナブラ対策用に購入を検討してみましょう。

 

 

 

ナブラ対策!飛距離の稼げるルアー

 

その時のタックルで飛距離は大きく変わってしまいますが、少しでもキャスト距離を伸ばしたい時用にキャスト距離の稼げるルアーを紹介しておきます。

ナブラを攻めるだけでなく飛距離が稼げる事で攻められる範囲が広がるので持っておいて損はないでしょう。

 

 

 

ダイワ TGベイト

 

 

ダイワのTGベイトはその名の通り、TG(タングステン)製のメタルジグ。

鉛よりも比重が高い為同じ重さでもコンパクトに作れる為に飛距離は抜群にいい!

フォールでは簡単に弱ったベイトの様な演出をしてくれるのでまさにナブラを狙うには最適ルアーです。

タングステン製の為に少し値段は高めですが、ナブラ以外でもかなり活躍してくれるので一軍ルアー確定ですね!

 

 

 

メジャークラフト ジグパラTG

 

 

メジャークラフトのジグパラTG

こちらもタングステン製のメタルジグで飛距離は抜群。

【食べられません】表記のあるライブベイトカラーは本当にベイトの様なカラーで、ほぼ魚その物です。

人間がみただけでも間違ってしまいそうな程のデザインは魚にとってはベイトそのものになるはず。

当然飛距離も稼ぐ事ができ、もっていて損のない商品です。

 

 

 

 

ジャクソン 飛び過ぎダニエル

 

 

いかにも飛びそうな名前の飛び過ぎダニエルですが、ちょっと特殊でステンレスプレートに鉛を挟み込んだ作りになっていてバイブレーションのようにブリブリとかなり引き抵抗のあるアピールで系のジグ。

飛行姿勢もよく、結構飛びます。

個人的にはやはりタングステン製の物をおすすめしますがタングステン製の飛び過ぎダニエルもあるので好みで選んでもいいでしょう。

 

 

 

 

ナブラは発生した時点でかなり熱い釣りの一大イベントです。

数少ないチャンスを活かす為にも事前に準備してナブラを攻略しましょう!

 

ではまた