シーバスを食べてみたいと思った事はないですか?
スリリングなファイトとシーバスの派手なエラ洗いなど、ルアーフィッシングの中でも超人気なシーバス釣りですが、釣れたシーバスは基本リリースする人が多いです。
ですが、シーバスはフレンチやイタリアンでも良く使われる食材で過去には高級魚とも言われていました。
しかし、釣ったスズキが全部美味しい訳ではなく見極めをしっかりしないと寄生虫に侵されていたり、悪臭を放ったりする場合もあります。
そこで、今回の記事では
- 食べれるシーバスの見極め方
- 美味しく食べれるシーバスのサイズは?
- 食べれるシーバスの釣り方
これらについて重点的に解説していこうと思います。
- 釣ったシーバスを食べてみたい
- 釣ったシーバスが臭いけど食べれるのか?
- シーバスって美味しい?
そんな悩みを持っている人は、シーバスの食べ方について学んで、シーバス釣りをより一層楽しみましょう。
シーバスを食べる!?食べれるシーバスを見分けて美味しく頂こう!
まず結論として、シーバスは食べられるのか?食べられないのか?についてですが、シーバスは食べられます。
むしろ結構美味しく高級食材と言われていた過去もあり、シーバスが秘めるポテンシャルは高いです。
ですがシーバスを美味しく頂くには見極めが大事。
しっかりと見極め方を覚えて食べる場合は美味しく頂きましょう。
シーバス釣りは非常に人気でシーバスアングラーもかなりの数がいます。
ですが、そんなに簡単に釣れる訳ではなくシーバス釣りを始めて1年も2年も釣れないアングラーも居るほど中々釣れません。
ですがコツや狙い方や時間帯、狙うポイントなどを抑えると案外いきなり釣れたりする場合もあります。
中々釣れないけど、釣れたら激しいファイトが楽しめるロマンのあるシーバス釣りにアングラーは魅了され、どっぷりとシーバス釣りの魅力にハマっていくのです。
そして何匹かシーバスを釣っていると
「せっかく釣ったなら食べてみたい」
と思うはず。
という事で食べるシーバスの見極め方を覚えておきましょう。
釣れたポイントでシーバスが食べるか見極める
シーバス釣りをするポイントとしては、海と川に分かれ、川で釣れるリバーシーバスは比較的釣りやすいと言われます。
確かに筆者がシーバスをゲットした割合も
川 8割
海 2割
といった感じ。
海でシーバスは中々釣るのが難しいのですが、海で釣れたシーバスはほとんど食べる事が出来ます。
その反面、川で釣れるリバーシーバスは比較的釣りやすいですが食べられないシーバスが多いです。
なぜリバーシーバスが食べられない場合が多いのかと言うと、水質とベイトの違いです。
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匂いとエラの色で食べられるシーバスか見極める
元々シーバスは、釣って匂いを嗅ぐと独特のシーバス臭があります。
あまりにもシーバスが釣れないでいて久しぶりにシーバス臭を嗅ぐと、シーバスを釣った達成感に浸れます(笑)
ですが、川に居着いているシーバスは確実に臭いがキツイ。
独特の匂いを放つので多分初めて釣ったとしても食べる気にはならないかと思います。
他にも、エラの色で見極める方法もあります。
食べれるシーバスはエラが赤く綺麗な色をしている反面、食べられないであろうシーバスはエラが明らかに濁った色をしている。
その他にも魚体を見て判断出来る場合もあります。
昔釣ったシーバスで魚体を良く見ると油のような物が浮いてるシーバスを釣った経験があり、当然リリースしましたが一目で食べられないなと思える魚体でした。
食べれるシーバスは
- 綺麗な魚体をしていて
- 匂いもキツくなく
- エラも赤く綺麗
この辺をよく見極めましょう。
サイズで味の変わるシーバス。食べれるサイズとは?
シーバスは1mを超える個体も存在し、シーバスアングラーの目標でもある80㎝を超えるシーバスをランカーシーバスといいます。
そのランカーシーバスが食べれるのかと言ったら多分食べれません。
実際、ランカーシーバス食べた人も知り合いの中では聞いた事もありませんが、ランカーシーバスはその大きな個体になるために居着きの可能性が高いからです。
80㎝を超えるほどの個体になる為に、長い年月居着いている為、寄生虫に侵されている危険もかなり高いです。
シーバスはサイズ毎に名前の変わる出世魚で、呼び名は以下の通り
サイズ | 呼び名 |
〜30㎝ | セイゴ |
30㎝〜59㎝ | フッコ |
60㎝〜79㎝ | スズキ |
80㎝以上 |
ランカー |
80㎝を超えるランカーシーバスになるまでに、およそ10年程度もかかると言われており、ランカーシーバスは10年程度は居着いている可能性が高いので、その分寄生虫に侵されていたり川のベイトを食べている可能性が高いのです。
じゃあランカーは食べられないとして、食べられるサイズはどらくらいなのかと言うと
丁度よく美味しく食べられるサイズはフッコサイズがベストです。
あまり小さくても身に脂が乗っていないし、大きすぎると身に筋が入ったような感じがします。
さらにフッコサイズで魚体が太っている様なサイズを選ぶと美味しく頂けるでしょう。


どちらもフッコサイズのシーバスで、どちらも川で釣れたシーバスで、左側のシーバスは明らかに痩せ細っていますが、右のシーバスはふっくらと太っているのが分かると思います。
ちなみに左は食べませんでしたが、右は美味しく頂きました。
シーバスを食べるにはしっかりと血抜きをするべき
シーバスを食べるには血抜きをしっかりするべきです。
魚は死後に血が硬くなり細菌が繁殖しやすくなってしまう為、心臓が動いているうちに血をしっかり抜くべきなのです。
シーバスに限った事では無く、魚を美味しく食べるには血抜きをしっかりとする事で魚臭さが抜け美味しく食べる事が出来ます。
魚の血抜きを上手くやるポイントは魚の血抜きはハサミがベスト!血抜き用ハサミでナイフは卒業です。の記事で詳しく解説しています。
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シーバスを食べる為に保存方法をしっかりとする
シーバスに限った事では無いですが生物を食べる時には保存方法はしっかりとしなければいけません。
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シーバスは食べれる魚であり、見極め方法や保存方法をしっかりとすれば美味しく食べる事が出来ます。
シーバスが食べてみたいと思ったらまずは見極めから。
見極めが出来たら次は保存方法、熟成方法と覚えていくと美味しく食べる事が出来るでしょう。
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シーバス以外にも魚を保存するのには真空パックがおすすめです。
真空パックなら外気に触れる事もなく、酸化を防ぎならがら保存する事が可能!
人にお裾分けする時も真空パックに入っていると見た目も安心感も違いますね。
自宅で真空パックを作れる真空パックんは、自宅で簡単にプロ並みの真空パックが出来るので、魚の保存方法で困っている人は1つ用意してみるべきです!
魚を食べる事は釣り人の醍醐味です。
魚の命を頂くには、美味しく食べて成仏してもらうべき。
シーバスを食べて見たいと思ったらもう一度記事を読み直して見て下さい。
ではまた