アジングで使うワームには、ワームの形状や長さも様々ありますが、カラーはかなり豊富です。
単色以外にもラメが入っていたり、発光したり、クリアカラーの中にさらに色が入っていたり、その種類は100種類を超えます。
その多数あるワームカラーの中で海の状況によって、どのように使い分かればいいのか?どんな色をメインに買えばいいのか?そんな悩みを解決出来る記事内容になっています。
過去に筆者もワームカラー選びに悩み、なんとなく好みで購入していたら同じような色だらけになった経験が苦い思い出。
何かしらアジングワームの色を選ぶ基準でもない限り、自然と同じような色を買ってしまう物です。
ワームカラーの選ぶ基準を理解して、同じ色ばかりにならないようにワームを購入しましょう!
今回の記事では…
- ワームカラーを直感でしか選んでいない。
- 気が付いたらワームケースが同じ様な色だらけ…
- ワームカラーを選ぶ時の基準が何もない。
- 色ごとの使い分けを知りたい
- 釣れるワームカラーを知りたい
そんな悩みをお持ちの人の為に、アジングワームを100種類以上買ってきた自分なりのアジングワームカラー選定方法を紹介します。
アジングワームのカラーの使い分け
クリア系 | いつでも使える万能カラー。まずは1投目に投げる |
グロー系 | ナイトゲームに有効だがアピール力強め。アジを引き寄せる |
マット系 | シルエットをしっかり見せれるので濁りに有効 |
チャート系 | グローの次にアピール系。グローでスレて反応が無い、クリアではアピール力が足らず反応が無い場合などに有効 |
クリアラメ | クリアにちょいアピール力プラスなイメージ。 |
こんな感じ。
ひとつひとつ解説していくので、ゆっくり見ていきましょう。
100種以上あるアジングワームの色の選び方!オススメカラーはどれか?
アジングワームのカラーだけで言うと種類はかなり豊富です。
そしてアジングワームは結構サクッと購入出来てしまう程度の値段設定。
シーバスのミノーやオフショアで使うメタルジグなどは2000円〜5000円程するのに比べ、500円〜800円程度で買えてしまいます。
簡単に買えちゃうので逆に言うと無駄に買ってしまう事が結構ある。
「釣具屋は魔界だ」
と良く言われますが、本当に店に入ったら何かしら買っておこうかなと思ってしまい、その時にアジングワームがちょい買いにはベストなのです。
そして、いざ釣行に向かうとタックルバックの中のワームはクリア系ばかり…(笑)
ちょい買いで直感で選ぶと何故か同じ様なカラーが揃ってしまうのです。
以前何色を買ったか覚えておければ良いのですが自分はそれが出来なかったので同じカラーだらけになってしまいました。
そんな経験をしない為にもある程度のカラー毎の効果などを勉強しておく事は大事。
それでもクリアにもラメが入っていたり、クリア中にプラスで色が入っていたりするワームもあるし、形状やメーカーの違いで沈下速度やアジの反応も違う、そうゆう微妙な変化を楽しむのもいいと思います。
だけどやはり様々なカラーを使った方が効率がいい!
やはり同じカラーばかりでは限界があります。
色々カラーローテーションをして、明らかにアジの反応がよくなったので本記事を参考にして、様々なカラーを使ってみましょう!
まずは5種類!ワームの色の差を付けて揃えてみる
そのカラーローテーションに必要な色は
- クリア系
- グロー系
- マット系
- チャート系
- クリアラメ
この5種類さえ揃えていれば魚がスレる事もなく上手くローテーションを回せます。
なのでワームを購入する時のカラー選びで、何を買おうか迷った時に上の5種類のカラーをベースに考えると選びやすいです。
クリアカラーでもクリアの中に紫色が入っているから買ってみようかなとか、クリアの中にオレンジはオシャレだな、みたいな感じで選んでいると、クリアベースばかりになってしまいます。
ナイトアジングでグローだけ使えば良いわけではない
ワーム自体に蓄光して、暗闇で緑色にぼんやり光るグローは夜アジングする場合に良く使われます。
グローカラーはアングラーからの視認性も良く、アピール力満載なカラーで、夜に使いやすいですが、間違えがちなのは夜にグローばかり使ってしまう事。
夜はアジからワームが見えていないのではないか?と思ってしまい、グローばかり使ってしまう事がよく起きてしまう間違いです。
その間違いを繰り返すと、アジはスレます。
グローはメチャクチャアピールカラーで、遠くに居るアジにワームを見つけてもらう効果は抜群ですが、視力の良いアジに見せすぎるとスレてしまうのです。
グロー以外のカラーでアジにワームを見つけてもらえる気がしないと思いがちですが、アジは色の変化を感じとるのが得意。
さらに側線と言って、身体の側面に付いている器官で水流の変化を感じ取る力もずば抜けています。
なので真っ暗な暗闇でもクリアカラーであろうとワームは見えているのです。
アジの視力についてアジの視力はいい?ナイトアジングでアジからワームは見えているのか?で詳しく解説していますので気になる方は読んでみてください。
最近、始めやすく奥の深いライトゲームで流行中のアジング。 アジングは夜に釣行する事が多く、釣果の上がった写真も夜の場合が多いですね。 アジが夜行性なわけではないのですが、アジングは基本夜が釣れる事が多い為にナイトゲームをする場合がほとん[…]
実際、オフショアのバチコンアジングで、水深20メートル程のボトム(多分真っ暗)のレンジで、クリアカラーで爆釣した経験もあります。
チャートカラーでグローよりも優しいアピール
- グローではアピール力がありすぎてスレてしまっている。
- かといってクリアではアピール力が足りなく、反応が無い。
そんな場合で活躍するのがチャートカラー
チャートカラーはグローの様に蓄光して光るわけでは無いが色自体がアピール系。
水質が濁っている時や、グローでスレてしまっていて反応が無いがクリアもアピール力が足らなく、反応が無い。
そんな時にはチャートカラーが適しています。
グローよりもアピール力が少ないが、ナチュラルでは無いちょいアピール系みたいなイメージです。
グロー以外にも1つ揃えておきたいカラーのひとつです。
クリアカラーがマズメも夜も有能な理由
クリアカラーは自分の釣果から見てもオールマイティーに使える超有能カラーです。
クリアカラーと言ってもクリアにラメが入っていたり、クリアの中に色が少し入っていたりする物じゃなくて、完全にクリアな物。
アジング始めたばかりの頃は透明のワームなんて釣れないんじゃ無いかと思ってしまいがちですが、全くの真逆。
そもそも何種類もあるカラーの中でもクリアはクリアしか無い。
緑でもメーカー別に色が違ったり、全く同じ色のワームはあまり存在しないけど純粋なクリアはクリアだけです。
そのクリアカラーが何故釣れやすいかと言うと、水に馴染みやすくナチュラルにアピール出来るから!理由はコレに尽きるのです。
クリアカラーのデメリットである目立ちにくいという所がありますが、そのデメリットの目立ちにくい事が逆に武器になります。
デイゲームはもちろん、活性の高いマズメ時は当然、視認性の悪そうなナイトゲームでも使えるクリアカラーはアジングでメインに使っていきたいカラーです。
フラッシング効果でナチュラルアピールなクリアラメ
画像出展=楽天市場
クリアカラーをメインに使うべきですが、クリアカラーで釣れていたとしても
- アピール力が足らない
- アジに見切られる
と言う問題は出てきます。
そこで変化を付けたい時に使えるのがクリアラメ。
クリアの中にラメが入っていて、クリアでナチュラルに誘える事にプラスして、少しアピール力が増した感じ。
理由はナイトでも光を発する物は
- 月明かり
- 常夜灯
などがあり、その明かりでのフラッシング効果が全く無いとは考えづらいです。
月は紫外線を反射して発光している為、少なくとも紫外線は出ています。
なので、半月は厳しいかもしれませんが、満月なら紫外線も海中に届いていると思っていいでしょう。
マット系のカラーでシルエットをしっかり見せる
画像出展=楽天市場
クリアの反対にマッド系カラーはワームのシルエットをくっきり見れせる効果があります。
ワームのシルエットをくっきり見せる事で効果があるパターンは濁りがある時。
濁りがあってワームをアジに見つけてもらいたい時などに効果があるでしょう。
逆に水が澄んでいる時などにマット系カラーを使うと魚からシルエットがくっきり見えすぎて、見切られてしまいます。
ただ、注意したいのは、水面を見て今日は濁っていると判断しても、表面だけ濁っている場合があるので注意。
その判断は中々目で見て判断出来る訳ではないので、
- 濁ってる時はマット系を使う
- 反応が無ければ海中は澄んでいると判断し、クリアを使う
などの対策を取るといいと思います。
魚をスレさせないカラーローテーションの考え方
アジングで釣果を上げるには、カラーローテーションが非常に大事です。
上で紹介したカラー毎の使い分けを上手く使い、カラーローテーションしながらアジのスレを避けて釣果を上げましょう。
アジングにカラー選びなんか関係ない!と言う声もありますが、筆者が経験した中ではカラーは確実に釣果に直接関係があると思います。
つまり、カラーローテーションで釣果は上がる!と思っていいでしょう。
まずはクリアから攻める!
アジングのナイトゲームでよく最初の1投目にグローを投げてしまいがちですが、あまり良くないです。
すでに足元にアジがいた場合、活性が良ければ食いついてきますが、いきなりグローの用なアピール系を見せてしまうと違和感を与えてしまいがち。
なのでまずクリアのナチュラルアピールを第一投目に投げるべき。
クリアで各レンジを探ってみて、反応が無ければアジが居ないと判断して、次はグローでアジを引き寄せるイメージで行きましょう。
オススメカラーローテーション
- クリアでアジがいるか探る
- 反応が無ければグローで引き寄せる
- グローを見せた後にもう一度クリアでナチュラルアピール
- クリアラメでちょいアピール
- チャートでアピール
- 反応が無ければグローで引き寄せる
このパターンに、濁っていた場合はマット系を織り交ぜると釣果の上がるカラーローテーションになると思います。
アジングでのワームのカラーローテーションを良く考えながらアジングをするのも、釣りの楽しみだとおもいます。
アジングに限らずルアーフィッシングはカラーローテーションで釣果は変わる!と考えていいでしょう。
素早くワームカラーを交換できる事以外にもワームを傷付けないメリットもあります。
同じジグヘッドに、ワームを差し替えて使っていると、ワームに針の穴が大きくなり、ワームのズレも起きやすくなります。
スナップを使う事で、ワームアクションに影響が出ると考える人もいて、スナップを使わない人も多いと思いますが、実は逆。
アジングをする時、メインで使うリグはジグ単という人は多いのではないでしょうか? そのジグ単で使うジグヘッドにも、重さや種類がかなりの数があり、様々なローテ-ションをする事で釣果に影響するものです。 そ[…]