アジングにはPEラインかエステルラインか【徹底比較】高比重PEがおすすめ!

アジングで使うラインをエステルラインにしようかPEラインにしようか悩んでいませんか?

 

アジングで主に使われるラインにPEラインとエステルラインがありますが、大体アジングで使うラインで迷いがちなのが、エステルラインとPEラインどちらを使った方がいいのかといった悩み。

 

 

そんな方の為に今回は、PEラインとエステルラインどちらでアジングした方が良いのか比較してみようと思います。

 

  • アジングはPEラインとエステルラインどちらがベストなのか?
  • PEラインとエステルラインの違いはどんなところか?
  • それぞれのラインのメリット、デメリットはどんな所があるのか?

 

 

 

 
アジングにはPEラインとエステルラインどっちが良いのか分からない…

 

 

そんな悩みを解決出来る記事になっています。

 

 

ラインは釣具の中でルアーの次に魚に近い釣具です。
 
エステルラインとPEラインの主な違いをまとめてみましたので詳しく知りたい人は読み進んでみましょう!
 
エステルラインとPEラインの使い分けや、特徴を理解する事で釣果アップに繋がるでしょう!
 
 
 
アジングで使うエステルラインとPEラインの違い
エステルライン
  • 水中で沈む
  • 風の影響を受けづらい
  • 切れやすい
  • 初心者は扱いづらい

 

PEライン

  • 編み込んで作られている
  • 風の影響を受けやすい
  • 水中で浮く
  • 切れづらい

 

 

主な違いはこんな所ですが、詳しく解説していきます。

ラインは感度に直結する大事な釣具。

繊細なアタリを感じ取る事が大事なアジングはラインの選択で大きく釣果が変わります!

 

アジングを極めるならラインの選定をしっかりするべき!

 

 

では行ってみましょう〜

 

 

 

 

アジングにはPEラインかエステルラインか?【徹底比較】

 

 

画像引用=楽天市場

 

 

 

まず1番気になるであろうPEラインラインとエステルラインの違いについて解説していこうと思います。

素材が違うのは、なんとなく分かると思いますが、そもそもPEとエステルが何の素材で出来ているのか?

そこから解説していきます。

 

 

PEラインの素材はポリエチレン

 

PEラインの素材はポリエチレンです。

 

ポリエチレンはポリ袋や日用品などによく使われているプラスチックの1種です。

吸水率が低く、耐摩擦性が強いのが特徴の素材。

 

そのポリエチレンを細くし、細いポリエチレンを編み込んで1本にした物がPEライン。

(PEとはポリエチレンの略です)

 

なのでPEラインには編み込んだ数の4本網や8本網などの表記がされています。

 

1本の糸にすると硬くて扱い辛いので、細いラインを編み込んでしなやかさを生み出しています。

 

編み込みが多い方が高価になる傾向がありますが、編み込みが多い方がしなやかでガイド抜けも良く、飛距離が出ると考えて良いでしょう。

 

PEラインの特徴としては、伸びが無く、強度が強い事から細く作れる為、感度が良く、飛距離が出る所が特徴です。

そのかわり、伸びが無い事から瞬発的な衝撃と、スレに弱くPEラインのみで使用すると、根ズレや魚がかかった瞬発的な衝撃でラインブレイクしてしまいます。

 

そのラインブレイクを防止する為にショックリーダーを組む必要があるのです。

ショックリーダーについては、ショックリーダーについてまとめた記事ショックリーダーとは?ショックリーダーの必要性を理解してラインの結び方を覚えよう!で、詳しく紹介しているのでショックリーダーについて詳しく知りたい方は覗いてみて下さい。

 

 

 

 

PEラインの特徴

  • 素材はポリエステル
  • 伸びが無く感度がいい
  • 強度が良く細く作れる為、飛距離、感度がいい
  • 瞬発的な衝撃に弱く根ズレに弱い
  • 細いラインを編み込んで作られている

こんなところです。

 

続いてエステルラインの素材を見てみましょう。

 

 

 

エステルラインの素材はポリエステル

エステルラインの素材は名前の通りポリエステルが素材。

ポリエステルとはペットボトルや衣類などで良く使われている繊維です。

 

ポリエステルは伸びや縮みが少なく、強度もあり形状記憶性が高い、硬くて張りがあるのが特徴。

 

エステルラインはPEラインと違い、編み込んであるわけではありません。

エステルラインも強度があると言われますが、アワセで切れるなどライントラブルが多いイメージ。

PEラインと同じく、瞬発的な衝撃に弱いのでショックリーダーの結束は必須でしょう。

 

エステルラインの特徴

  • 素材はポリエステル
  • 硬く張りがある
  • 瞬発的な衝撃に弱い
  • 感度が良い
  • 編み込みでは無く1本の糸

 

なんだかここまで見ると、PEラインとエステルラインの違いは素材と編み込みかどうかの違いしか無く、たいして違いが無いような気がしますが、その違いが大きいのです。

 

 

 

 

PEラインとエステルラインの比重の違い

PEラインとエステルラインの素材の違いから比重の違いがあり、そこがアジングに大きな影響を生み出します。

 

ラインの比重とは

ラインが水より重いか軽いかの違い。

ラインが水より軽ければ水中で浮き、ラインが水より重ければ水中で沈みます。

 

PEラインとエステルラインで素材と作りが違うのでラインの比重が変わってきます。

 

結論から言うと……

PEライン=水中で浮く

エステルライン=水中で沈む

 

 

と言う結果になります。

 

 

ただラインが浮くか沈むかで差はたいして無さそう…
 
 
と思いがちですが差はでかいです。
 
エステルラインが沈む事によりジグヘッド本来の沈下をさせる事ができ、感度に直結します
また、エステルラインが沈んでくれるので軽量のジグヘッドでも上手く沈下を促せる事でしょう。
さらに、ジグヘッドとラインが一直線になる事で、アジの繊細なアタリを感じやすく、アジングをするにはエステルラインの方が感度がいいと思っていいです。
 
 
反対にPEラインは水に浮きます。
水に浮く事で、軽量のジグヘッドが扱いづらい事とフォール中の小さなアタリが分かりづらい事が考えられます。
 
 
 
 
水の比重は1.0なので、ラインの比重が1.0以上あればラインが水に沈む事になります。(潮の流れなどによって変わる事あり)
 
 
 
 

アジングで使うエステルラインは風の影響を受けづらい


エステルラインは1本の糸で作られている事で、PEラインより風の影響を受けづらいと言われています。

 

逆にPEラインは、ラインが編み込んで作られている為に風を受けやすい事から風に流されてしまいます。

 

キャスト後にベールを戻さないでいると、風で勝手にラインが放出されてしまうのです。

さらに横風を受けた場合、ラインが弧を描いてしまい非常に釣りづらい…

 

 

その悩みをエステルラインが全て解決してくれるわけでは無いですが、PEラインよりは風の影響を受けづらく、微量の風なら問題なく釣りが出来、PEラインより快適に釣りが出来るでしょう

 

 

こう見ていくと、エステルラインが超万能ラインに思ますが、デメリットもあります。

そして場合によっては、PEラインの方が使いやすい場合もあるのです。

 

自分がエステルラインを使って釣行に行った記事、新潟アジング。アジングでシーバスヒット!エステルで中々スリリング!でエステルライン初心者ながら釣果が出た記事もありますのでよかったら是非!

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アジングでエステルラインよりPEラインを使う理由

画像引用=楽天市場

 

 

 

エステルラインのメリットを沢山書きましたが、アジングでPEラインを使うメリットもあります。

実際自分はPEラインを使うことの方が多いです。

 

 

 
ヒラメ
PEラインの方が使いやすいかも!
 
PEラインが使いやすい理由としては、エステルラインは切れやすい事。
普通に釣りをしていてエステルラインが切れてしまう訳ではないですが、根がかりをした時など結構プツプツと切れてしまいます。
 
実際、PEラインに慣れていると、エステルラインでノットを組む時などでも案外簡単に切れてしまうのです。
 
初心者の方がエステルラインを使うと、ラインが切れやすい事で苦労すると思います。
 
けどPEラインを使うとラインが水中で浮いてしまうし、風の影響も受けやすい…
 
そんな時に活躍するのが高比重PEラインです。
 
 
 
 

アジングにオススメのライン高比重PEラインとは?

PEラインの中にも高比重PEラインという物が存在していてPEラインに特殊加工されていて、水中で浮かずに、風の影響も受けづらく、アジングで使いやすいPEラインが存在します。

 

水の比重は1.0なので、ラインの比重表記が1.0以上の物が高比重なシンキングPEラインと言う事になります。

 

PEラインのデメリット

  • 水面に浮く
  • 軽量ジグヘッドが使えない
  • 風の影響を受けやすい

 

 

そのPEラインのデメリットを解消出来るように高比重素材をライン内に入れ込んだり、コーティングしたりして開発された高比重PEラインを使えば、アジングをする時に使いやすく、強度もあるPEラインと言えるでしょう。

 

 

ただし当然デメリットもあります。

  • PEラインよりも強度は劣る
  • PEラインよりも使用耐旧時間が少し短い
  • ボトムでのアタリが取りづらい

 

 

高比重PEラインは普通のPEラインに比べ少し強度が落ちるイメージです。

そして毛羽立ちやすく摩耗が早い物が多い気がします。

 

ですが、今後高比重PEラインは人気なので良い商品がどんどん出てきて改善される事でしょう。

 

もう一つデメリットとして、高比重PEラインは、水中で沈むのでボトムステイした時などのアタリが取りづらいのもデメリットです。

 
ジグヘッドが着底した後に高比重PEラインは、どんどん沈んでしまいますが普通のPEラインなら水面に浮いていて、ボトムでアタリがあった場合のラインの変化に気づきやすいです。
 
それはエギングでも言える事で、エギングでボトムステイするシチュエーションは結構あると思いますが、その時にラインの変化でアタリを感じたい所。

 

非常に難しいですが、ライン選定は慎重に行いたい所です。

 

 

 

 

アジングで使うラインのメリット、デメリットまとめ

 

アジングで使うラインはエステルラインかPEラインラインか高比重PEラインか悩みどころですが、メリット、デメリットをまとめたので、自分に合ったラインを選び、使い分ける事も重要です。

 

実際に色々ラインを使い比べてみて、自分の使いやすいラインを使うと良いでしょう。

 

今までラインを色や口コミだけで選んでいた人はライン毎の特徴と違いを知る事で、アジングがもっと楽しくなると思います。

 

 

PEライン

  • 感度、強度が良い
  • ボトムでのアタリも分かりやすい
  • ラインが風の影響を受ける
  • 水中で浮く
  • 軽いジグヘッドは使いづらい

 

エステルライン

  • 高感度である
  • 風の影響を受けづらい
  • 水中で沈む
  • ボトムでのアタリが分かりづらい
  • 切れやすい
  • 初心者は扱いづらい

 

高比重PEライン

  • PEラインには劣るが強度がある
  • PEラインで強度があるが風の影響を受けづらい
  • 水中で沈む
  • 毛羽立ちやすくPEライン程、耐水性は無い

 

以上の点を踏まえて、自分に合ったラインを選ぶ事をオススメします。

 

ちなみに個人的には高比重PEラインがオススメ。

 

 

総合的に見て高比重PEラインがオススメです。

では高比重PEラインは何を選べば良いのかと言う所。

オススメの高比重PEラインを紹介していくので高比重PEラインを検討している人は参考に。

 

 

 

 

 

比重1.0以上のアジングで使えるオススメ高比重PEライン

 

アジングでは高比重PEラインがおすすめという話をしてきました。

そこで、おすすめ高比重peラインを紹介していこうと思います。

高比重peラインの中でも、使いやすい0.3号が個人的にはオススメですが、高比重で0.3号のPEラインは少ないです

結構高比重PEラインとなると0.4号の商品が多い。

0.4号になると強度は上がりますが、飛距離、感度共にやはり落ちる。

 

強度が欲しい人は0.4号を積極的に選んでも良いでしょう。

なので最低でも0.4号です。

 

 

 

ポイントとして

  • 高比重(比重1.0以上)
  • 太さは0.3号(もしくは最低でも0.4号)

 

の高比重PEラインをリストアップしてみました。

 

 

 

 

デュエルアーマードFプロ

比重1.0

 
デュエルのアーマードFプロは比重は1.0なのですが、樹脂のコーティングがされていて表面が非常に滑らかで風の影響を受けづらいです。
フロロカーボンとのハイブリット化されたPEライン。
PE素材だけで作られたラインとは少し違い、水に沈みやすく、風の影響も受けづらいので、比重は1.0だが、高比重PEラインに分類しても良いでしょう
水なじみがかなり良く、ラインのハリがいいことから、かなりの高感度です。
 
一番おすすめなライン。
 
 
 
ユニチカ シルバースレッド アイキャッチPE
比重1.18
 

ラインナップが0.2号からあり、比重1.18の高比重PEライン。
値段も2000円以内とコスパも良し。
ただ少し表面コーティングが剥がれてしまう傾向があります。
 
 
 
Fujino (フジノ) ライン 141シンカーアジング
比重1.41

なんと比重が1.41もあるPEライン。
それなのにラインナップは0.2号から揃えてあります。
表面に特殊テフロン加工をしてあり、耐水性もバッチリ。
高価なPEラインですが、高比重PEラインを探しているならコレを選んで間違いないでしょう。
 
 
 

ここからは0.4号からしかラインナップが無いが、アジングで使える高比重PEラインとしてオススメできる商品。

 
 

エックスブレイド(X-Braid) オードラゴン X4

比重1.4

0.4号になると0.3号に比べ飛距離が落ちてしまいがちだが、エックスブレイドは高比重PEラインの割に細く出来ていて特に気にならない。
よく出来た商品です。
ただ、強度が少し弱い印象。
 
 
 

ティクト ライム

比重1.35

高比重PEラインと言うと、まず初めに出て来そうなティクトのライム。
コスパもそれなりに良いが、オードラゴンといい勝負。
 
公式サイトを見ると0.3号もあるみたいだが、楽天、Amazonでは見つけられなかった。
小さなバイトも捉えやすくオススメだが、少し糸ヨレしやすいのが気になるところです。
 
 
 
 
どうでしたか?
 
アジングで高比重PEラインを考えている方は1度使って普通のPEラインと比較してみたら結構違いに気づくはずです。
繊細なアタリを取るのがアジングの面白い所。
ラインを色々使ってみると変化に気付きアジングの腕が上がる事でしょう。
是非参考にしてみてください。
 
 
ではまた