新潟でのアオリイカの釣れる時期と行動。アオリイカの生態を良く理解しよう!

エギングで基本的にターゲットにされるアオリイカ。

 

  • そのアオリイカが、どの様な生き方をしているか
  • 新潟の接岸時期はどんなタイミングか?

 

今回は筆者のマイポイントである新潟エギングの適切な時期について、実際の釣果から算出したベストなエギング時期とアオリイカの生態を公開します。

 

 

生態を良く勉強しておくとエギングでどんなタイミングでどの様に狙えばいいか分かるはず。

 

マイポイントである新潟県ではどんなタイミングで釣れ始め、大体どの時期にエギングすればいいのか?

 

今回はそのアオリイカの生態について詳しく勉強していきましょう!

 

 

今回の記事内容

  • 新潟のアオリイカは成長シーズンの新子を狙うべき。
  • アオリイカは水温15度を下回ると深場にいく。
  • 時期よりも水温基準で動く。
  • オスとメスの見分け方はマダラ模様ですぐ分かる。
  • アオリイカは下を見ている。

 

今回の記事はそんな感じの内容になってます。

良かったら最後までどうぞ。

 

 

 

釣果時期に関係するアオリイカの寿命は1年?

 

 

アオリイカの寿命は約1年だそうです。

 

春から夏にかけて浅瀬の藻などに卵を産みつけ、そして卵から生まれ夏から秋にかけて成長し、20センチほどに成長した後に寒くなると沖の深場に行ってしまいます。

 

春に卵を産みつけに来る大きな個体を親イカ

秋に卵から孵化した個体を新子と呼ばれています。

 

アオリイカの寿命が1年と言われる理由は、毎年平均したサイズの個体しか上がらない事から寿命は1年程度だと言われています。

 

孵化して小さいうちに他の魚に食べられてしまう場合もあるので卵の数だけアオリイカが居るとは限らない。

そして孵化した個体は成長するために捕食を行います。

孵化したばかりのアオリイカを新子と呼び、新子が秋に成長する為に荒食いをするのでそのタイミングが新潟でエギングをするベストタイミングです。

 

新子がいると言う事は、卵を産みつけにくる親イカは新潟であろうと当然いるはずなのですが新潟で親イカを釣ったという情報は結構少なく、新潟で春の親イカエギングは厳しそうです。

 

何故かと言うと、秋に産まれた個体が新潟の冬の寒さを乗り越えられずに死んでしまう事が多いからだと言われています。

 

全く親イカが居ない訳では無いだろうが中々厳しそう。

 

 

 

 

アオリイカの釣れる時期は住みやすい環境=水温が関係する。

 

アオリイカが浅場で荒食いをするのは水温が15度から20度位がベストと言われています。

 

アオリイカは15度を下回ると水温の安定した深場に行ってしまいます。

そして春にまた産卵する為に浅瀬の藻に卵を生みつけに来る。

その時のアオリイカを親イカといいますが、新潟で春に釣れる親イカの釣果は先ほども言った通りあまり聞いたことがありません。

 

産卵するのには水温20℃以上が多いと言われていますが、産卵時期には水温が低い新潟では産卵にあまり適して無い事が考えられます。

 

アオリイカは何100kmも移動するそうなので、わざわざ寒い所で産卵する必要はないのかもしれませんね。

 

ですが新潟での親イカの釣果が全く無い訳でもなく、卵を産み付けない限り新子も存在しない事になるので狙ってみる価値はありです。

 

 

 

 

エギングは釣れる時期が変わる?温暖化が影響か?

実際新潟でエギングをしていていると、釣れる年もあれば釣れない年もあります。

 

2020年は結構釣果が良く、20杯釣れた日もあれば行けば釣果がある!そんなアタリ年でしたが2021年の釣果は寂しかったです。

 

2021年には夕マズメにほぼ毎日エギングに行きましたが釣果は本当にタイミングが良く無い限り超イマイチ…

 

2021年は残暑も厳しく、水温も高く中々厳しい状態が続きました。

 

更には新潟では9月ごろからエギンガーだらけでスレているのも当然です。

 

アオリイカは頭がいいので釣り人が多くシャクリ倒している場所には近づかない可能性もありますが、実際は水温の高さによる環境の悪さも予想されます。

 

水温が安定していないとアオリイカは寄り付かないので水温が安定している時期を狙えば釣果に変化は出るでしょう。

 

10月上旬で、新潟の水温は大体25度位。

 

10月に入ると周りはそろそろエギングシーズンも終わりが近いモードになっていますが、実際10月あたりがいいシーズン場合もありますね。

 

タイミングも大事なのですが、エギのケイムラの釣果は大きいです。

ケイムラについてはエギの【ケイムラ】の使い方。1番釣果の上がるカラーはケイムラだった!の別記事でケイムラについて解説しているので是非どうぞ。

 

 

 

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アオリイカの産卵時期の把握にオスとメスの見分ける。

少し話は逸れますが、アオリイカにはオスとメスがいます。

こちらがメス。

 

こっちがオス。

 

見分け方は、模様で結構簡単に見分けられます。

 

メスは模様がドット柄。

それに対してオスは横長に線が書いてある様な模様になっています。

 

 

性別がわかったところで対した特は無いですがエギングやっている以上、釣った時にどっちかわかった方がいいです。

アオリイカにはオスとメスで味の違いがあるそうです。

 

食べ比べた事はないので少しわからないですが、オスとメスが分かれば食べ比べて味の違いを感じるのも1つの楽しみになりますね。

 

もう一つ性別を見分けて得する部分と言ったらリリースするかの判断になる事。

新潟では春の親イカのエギングはあまりしませんが、春〜夏にかけての産卵シーズンにアオリイカのメスが釣れたらたぶんそのアオリイカは産卵しに来たメスの親イカです。

 

産卵を妨げてアオリイカの新子の個体を減らしてしまう可能性があるので出来ればリリースしてあげたいところですね。

 

今後の釣果に影響するからとかではなくてアオリイカ自体の数が減ってしまったら環境的にも良くない。

 

釣果自体も多い方が良いですからね。

 

 

 

アオリイカは捕食の時下を向いている?

アオリイカは非常に目が良く、色の見分けはつかないけど、明暗の見分け具合はすごく優れているそうです。

音への反応も良く、ダイバーが酸素ボンベを叩いたらアオリイカが寄ってきたという情報もありました。

 

そんなアオリイカは捕食時に主に下を見て獲物を探している様です。

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色々な捕食動画を見ましたが上に向かって捕食しようとしている個体は居ませんでした。

エギングでボトムを攻めるのはこの為ですね。

そして基本、捕食はフォール時に行うのでフォールで抱かせるイメージをしてフォール時に神経を集中させましょう。

 

アオリイカを飼育しながら研究しているヤマシタの研究ブログは凄く参考になります。

ヤマシタエギングブログ

 

 

 

 

ヤマシタの研究チームには絶対に敵わないですが、今後もアオリイカの生態対して勉強していって、新たな情報を得たら追加していこうと思います。

 

 

 

 

アオリイカに限らず、時期によって釣れるターゲットやサイズが変わる釣りは本当に面白い趣味ですね!

 

魚やイカの狙えるタイミングを自分で読み、読み通りのターゲットが釣れた瞬間は最高な瞬間です。

 

今後も釣果や様々な情報を更新していくので良かったらまた見てください。

 

ではまた